2023年 冬の北陸旅行②ドラえもんトラムに乗るっ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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金沢駅の蕎麦屋さん

特急サンダーバード9号で金沢に到着しました。
 
隣のホームには能登かがり火が停車しています。
 
次の列車に乗らないといけないので、お昼は簡単に。
駅ビルの中にある「白山そば」という蕎麦屋に行ってみました。
 
いただくのは白えびのかき揚げ天そば。
さっそく北陸の味覚を味わっちゃいました!
 
新幹線改札口を見ると、すでに福井・敦賀方面行きの電光掲示板が準備されていました。
 
開業まであと83日。着実に新幹線開業のときは迫っています。
 

第三セクターで富山県へ

さて、ここからは2015年に第三セクター化された区間に乗車していきます。
 
乗るのはIRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道直通普通列車泊行き。
 
12:06、金沢を発車です。
 
列車は金沢貨物ターミナルを見ながら走っていきます。
 
七尾線との分岐駅、津幡に停車。
 
 
続いて、そのお隣の倶利伽羅に停車しました。
ここまでがIRいしかわ鉄道。
 

いつの間にか福岡へ

列車はあいの風とやま鉄道線に入り、倶利伽羅峠越えへ。
石川 - 富山県境でもあるこの峠、古くは源平合戦のひとつ、倶利伽羅峠の戦いが行われたことでも有名ですよね。
 
富山県最初の駅、石動に停車。
石動と書いて「いするぎ」。難読駅名です。
あいの風とやま鉄道線内の自動放送がこの駅から始まりました。
 
そのお隣の駅は…なんと福岡!
えっ…?いつの間にか地元に帰ってきていたようです(?)
 
JR九州一の乗降客数を誇る駅とか、西鉄の拠点駅とは異なり、富山県の福岡駅は乗降客数は1000人未満とこじんまりとした駅です。
実際に福岡県にある駅と勘違いされたこともあるというこの駅、その名の由来は開業当時の地名、「西礪波郡福岡町」なのだとか。
 
 
福岡を出た列車は、一面の雪景色の中を走っていきます。
 
高岡やぶなみに停車。
2018年に開業した、まだ新しい駅です。
 
そして…列車は高岡に到着。
ここで下車します。
 
 
遠くにはラッセル車が停まっているのが見えました。
 

ドラえもんだらけの路面電車

さて、ここからは高岡市内を走る路面電車、万葉線に乗車していきます。
万葉線ホームに向かうと…
 

ドラえもん!?

こちらは万葉線を走る「ドラえもんトラム」。

車両の外側も内側もドラえもんであふれた楽しい車両です!

ドラえもん大好きな私にとっては最高の車両ですね。

 

車内ではドラえもんの人形がお出迎え。

 

天井にもドラえもん!

 

 

窓にもドラえもん。

つり革もドラえもん…?

 

それだけではなく、窓にはドラミちゃんやスネ夫など、ドラえもんのメインキャラクターたちが勢揃い。

 

 

座席や壁にはドラえもんのひみつ道具もいっぱい描かれています。

 

ドラえもん愛にあふれたこの車両が運行されているのは、ここ高岡市がドラえもんの作者、藤子・F・不二雄先生の故郷だから。

 

今日はこのドラえもんトラムに乗って、藤子・F・不二雄が生まれた街、高岡を旅したいと思います!

 

万葉線はその名も「万葉線株式会社」が運営する、高岡駅~六渡寺間の高岡軌道線、六渡寺~越ノ潟間の新湊港線からなる路線の総称です。

もともとは加越能鉄道(現・加越能バス)が運営していたものの、廃止する意向を示したため、沿線自治体が中心となって第三セクターの万葉線株式会社を作って存続させてきたという歴史を持ちます。

 

車内でこちらの藤子・F・不二雄生誕90周年記念万葉線1日フリーきっぷを購入!

 

記念すべき今年限定のきっぷです!

 

 

電車は高岡駅を出発!

 

まずは高岡の市街地を走っていきます。

 

6停目の志貴野中学校前にはこんな看板が。

あとで行きますね。

 

さらに進むと工場地帯が見えてきました。

 

列車はここで道路と分かれ、専用軌道となって橋を渡ります。

この橋で氷見線とJRの貨物の新湊線を越えているようです。

 

再び道路上に戻り、新吉久電停を発車すると古い電車が静態保存されているのが見えました。

これはデ5022。1971年まで旅客用として、その後は2012年まで除雪用車両として万葉線で使われていた車両だそうです。

 

現在はここ高岡市衛生公社の敷地内で保存されています。

 

列車は六渡寺に到着。

ここが高岡軌道線と新湊港線との境界駅。

ここまで軌道法に基づく軌道(路面電車)として運行してきましたが、ここからは鉄道事業法に基づく鉄道線となります。

 

そのためか、六渡寺駅の越ノ潟方には路面電車用の信号(黄色の矢印信号)と鉄道用の出発信号が併設されている面白い光景を見ることができました。

 

新湊港線に入った列車は庄川を渡ります。

 

中新湊ではラッピング車両とすれ違いました。

 

そして…

 

高岡駅から24駅目、列車は終点の越ノ潟に到着しました。
 
ドラえもんトラムで行く万葉線の旅。
軌道線と鉄道線にまたがる面白い路線でした。
 
続きます。 

 

 

★乗車データ
441M 普通 泊行き 金沢(12:06)⑤→高岡(12:47) あいの風とやま鉄道521系 AK20編成
万葉線 越ノ潟行き 高岡駅(13:00)→越ノ潟(13:49) MLRV1000形 MLRV1004(ドラえもんトラム)
※2023年12月24日乗車
 
 

次回

 

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