「魅惑の世界遺産の地を歩く列車旅」団臨列車の併結一般車両の方に乗って、
古市-喜志-富田林-富田林西口-川西-滝谷不動-汐の宮-河内長野
途中駅の紹介は記念入場券で、
それと5月に同線に乗車した時に写した車窓の景色でも、
また、この区間は
(近畿日本鉄道HPより引用)
もともとはこの前に訪れた近鉄最古の道明寺線の柏原-古市間からの延長部分で、
最後に延伸した滝谷不動-河内長野間でも明治35(1902)年12月開業と近鉄の他のどの路線よりも古くからある区間になります。
終点河内長野駅に到着、
列車は折り返し大阪阿部野橋行き準急になりますが、青の交響曲3両は実質返却回送、古市までの随伴のようです。
今回乗車の方を選択したため外からの写真が撮れなかったので全体像を写真に収めるため隣の南海高野線のホームに移動、
隣の上り線になんば行きのこうや号が来ました。
近鉄の河内長野駅は単線で運用上1面1線ローカル支線の末端駅、
南海の河内長野駅は複線の2面4線の特急停車駅、大阪方はもとよりこの先の和歌山方にも林間田園都市や美加の台などベッドタウンを抱える主要路線、
同じ場所にありながら随分と様相が変わります。
準急併結するほどの路線事情なので停車時間は通常ダイヤの準急と同じでわずか4分、帰りの青の併結車にも乗って行きたい気持ちもあったのですが、
このあとこちらのツアー客を迎いに来るもう一つの電車を見るためにはじめからここに残ることにしていました。
河内長野の駅名標も入れて一枚、
出発していくところで併結の連結面を撮ろうと待ち構えていたのですが、このタイミングでちょうど来た南海高野線の下り列車にまともにかぶられあえなく撃沈。
通り過ぎた頃にはこの状態でした。
隣のホームには次のツアー団臨列車が来ていました。
「青」に続いてこちらも異種連結ですがこちらはレア併結ではなく通常モード。
でも走行区間はこの先の橋本-極楽橋間なのでここ河内長野駅に現れるのは滅多にないレア運行になります。
久しぶりに近くで見る50パーミルズームカーの標記と解放扉の展望デッキ、
南海高野線の観光列車「天空」
ツアー参加者はここからこの列車に乗り換えて次の目的地の高野山に向かいます。
「青の交響曲」が支線の単線区間を抜けてこの駅まで来たのはこの列車と接続するためでした。
臨時 団体専用の表示と、
15周年のヘッドマーク、
実はこちらに関する南海電鉄の記念入場券もこの日から溯ること数日前に堺駅で購入していました。
天空の運行開始15周年のほか、
今回のツアー名にも入っていた高野山世界遺産登録20周年、
そして空港特急ラピートの運行開始30周年
を記念した特別入場券セット、
硬券の形もラピートのシルエットなどそれぞれに因んだ形状になっています。
こちらでもたくさんの人が写真を撮っていました。
ここでまた跨線橋を渡って隣のホームへ、
河内長野の駅名標越しに、
山岳鉄道用の展望列車なので山側と谷側の窓の配置の違いなども見ていて楽しい。
青の交響曲と天空、以前ここで少し紹介したことがありましたがこの2種には共通点があって、6200系と22000系とどちらも一般車両からの魔改造車、
入線するホームが離れていたり、連結位置も青の交響曲は大阪方(北側)で天空は和歌山方(南側)に付いていたりで物理的に並べて写真に収めることはかないませんでしたが青と緑の魔改造観光列車のレア運行を一度に見ることが出来ました。