近鉄プラザ古市店、
お向かいには近鉄南大阪線の古市駅、
はびきのガイドマップ、
ここ古市駅は羽曳野市の中心街に位置し羽曳野市役所の最寄駅でもあります、
羽曳野を冠した駅が無いので実質羽曳野駅ともいえる駅です。
「百舌鳥・古市古墳群」として世界遺産に登録されたこともあり、全国的にも通りがよくなっているように思えるそんな古市駅ですが。
この日最初の目的はこちらの記念入場券、
大阪阿部野橋-吉野間を往復する観光特急「青の交響曲」が団体臨時列車として普段は走らない支線である近鉄長野線にレア入線するということで販売されたものです。
購入したのがこちら、青と一般車両の連結面が図案化されています、今回はレア走行だけでなくこのレア併結についても見どころとなっているのですがそれについては後ほど。
ところでこの台紙に乗っている切符を見て、
逆さになっています。
封入作業に追われて上下間違えたものの販売開始時間に間に合わずやむなく?
とか思ったのですが、
実際に上下を正しく入れてみたところ
右側に寄せればいいと思えそうですが袋の口が右なのでこぼれ出てしまう、
キモである第二弾であることや販売所である古市の標記、イラストの青のロゴなどが悉く隠れてしまう、
どうせ隠れてしまうならどちらかといえば青よりも併結の一般車両だろうという経緯ではないかと推測。
でも袋の口を逆にすれば解決する問題なので現場は混乱してたのかも。
券を買った後駅を出たところで吉野方面に向かう普通列車、
・・・
そして時間は飛んで同日のお昼
古市駅のホーム。
この間朝の7時から何時間もどこで何をして時間を潰していたんだ?という疑問が残りますがそこはまたの機会に。
12時55分発、河内長野行き準急、
いつも見かける平凡な行先表示ですが今からこれに乗って行きます。
そこに明らかに準急ではない風格の電車が入ってきました。
観光特急に緑色の準急の表示とその下に貸切、
上には「高野山×吉野山周遊ツアー」の文字
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されてから今年で20周年ということでそれを記念したツアー団体臨時列車。
そして最初の方でも書いたこの一般通勤型車両との連結部分、
どうしてこういうことになっているかというと、近鉄長野線は途中富田林から先は単線になっていて、ダイヤ的に間に臨時列車をぶっこむだけの余裕がない(スジが引けない)ことから、通常便に併結するという方法を執らざるをえなかったのだそう。
また単線区間の駅はホーム長に余裕がなく、青3両分通常便を短縮しなければならず、5両から半分以下の2両に、
そこに写真を撮るために集まったマニア(自身もその中に混じってますけど)が集結したため昼間のローカル線とは思えぬ混雑状態に。
事前に掲示板や構内放送でも「後ろ3両は貸切列車となります」とのアナウンスが何度もありましたが、鉄道に興味の無い普段使いの人は状況がよくわからなかったと思います。
それではツアー参加者ではないので後ろのいつもの赤い近鉄電車の方に乗り込みます。
普段見ることのできない走行中の一般車両から見た青の交響曲の連結面。
出発時点から特にこの連結部分は人だかりでしたが、みなさんマナーよく入れ替り写真におさめていました。