他部署の同僚から、ある展示模型についての相談を受けました。
外注する予算が捻出できず、何とか自前で作りたいとのこと。
他部署のこととは言え、仕事には違いないので、材料の調達や組立手法について、週末の検討を約束してしまいました。
いろいろ検討するうちに、どうやら、ポリプロピレンや塩ビなどの難接着材をくっ付けなければならないことが判明。
「どうやって付けようかな? 接着? それともネジ止め? あるいは両面テープ?」などと考えていると、日曜の西日が射してきました。
このまま、鉄道模型に触れずに週明けを迎えるのも癪だったので、晩酌後のひと時、川正線を走らせながら空想の世界を彷徨いました。
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久しぶりに川正を訪ねたくなって、九州まで足を伸ばした。
筑紫増川で時刻表を眺めてみると、私の知らないスジがある。
午後一の下りは、浦之津始発の混合列車らしい。
川正線のダイヤ改正は知らなかったが、これもヨンサントオの影響か?
遠くから蒸気の音が聞こえてきた。
川正線の出発信号はもちろん赤だ。
絶気もせず、力行のまま、ブレーキ音を響かせて、目の前に96が停車した。
連結手と転轍手の動きが慌ただしい。
どうやら、ここで貨車の入換があるようだ。
96が、側線から古いワムを牽き出して編成に加えた。出発準備完了だ。
私も、構内踏切を渡って列車に乗り込んだ。
という空想を動画にしました。
三部作の大作です。
第一部:到着後、牽き出すワムを連結するまで。
第二部:ワムを牽き出して編成に加えるまで
第三部:出発進行!
仕事のせいで工作は進みませんでしたが、これで、心穏やかに週明けを迎えられそうです。
本日も、ご訪問ありがとうございました。