みなさんこんばんは、地図子です！
今回、初めての企画を始めます。
その名も「日野市の用水路、ぜんぶまわるまでかえれま14」YouTubeです！
地図子が大好きな、東京都の水の郷、日野市。
日野市は450年前につくられた用水路が今でも残る米どころ。
最近はスーパーに行っても米がないのに、水田はどんどんなくなっている。
日野市に水田がなくなってしまったら、美しい用水路もピンチなのではないか。
と思い、この度、日野市の14の用水路をYouTubeにまとめることにしました。
地図子は7年半、色々な川や水路や暗渠を歩いてブログに書いてきましたが・・・
どんなふうに歩いているか、その様子をYouTubeで本邦初公開！
初めての試みなので、チャンネル登録や優しいコメントなど、泣いて喜びます！
はてなブログでもプチ冒険の裏側を文章と写真でお見せして行こうかと思います。
それではまずは向島用水へ、れっつごー！
＊注意点＊
・Google Mapの青い線は用水路を表しているのではなく、用水路を見に回った大体のルートを表しています。
・ブログやYouTubeではメインの流れを取り扱っています。他にも支流や暗渠がたくさん存在している場合があります。
・用水路や近隣環境に対して、愛と尊重の念を持って歩きましょう。
浅川での取水口〜水車小屋〜第一分岐点
向島用水を歩くのスタート地点はA地点の万願寺歩道橋、通称ふれあい橋です。
ここは地図子ブログでも度々登場していますが、とても青春な場所です。
友達とのバーベキューや花火から一人で黄昏まで、みんな思い思いに過ごしています。
ふれあい橋の少し上流に堰があり、水を取れるよう取水口が設けられています。
お恥ずかしながら改めて看板を読むと…「向島用水樋管」と書いてあります。
ここから向島用水が流れていくんですね。
しかし、堤防の反対側を見ると、水はなくてただの道が・・・
よく見ると、ここは暗渠になっていて、下を向島用水が流れています。
この下を水が流れているとは知らず、多くの人が通っていきます。
左に逸れると、やっと水面が姿を表します。たまに子どもがザリガニを取っています。
その隣には、30年間放置されてやっと整備が始まった向島緑地（B地点）があります。
向「島」という地名は浅川の氾濫原の中で少し盛り上がっていた場所を指します。
向島緑地の隣には駐輪場があるのですが、緑地と駐輪場の間は実は水道用地。
向島用水は以前は先ほどの暗渠ではなく、向島緑地のすぐ西を流れていたそうです。
向島用水の名所の一つである、水車小屋（C地点）にやってきました。
この水車は実際に回っていることがほとんどで、中には臼もあります。
東京23区には水車はほとんど残っていないと思うので、日野市らしい風景です。
A'地点の南新井交差点に出てきました。
この交差点には野菜を販売しているネイバーズファームさんがあります。
そして用水路も北向きと東向きに分かれるため、まずは東向きを歩いていきます。
第一分岐点〜第二分岐点〜親水路〜程久保川への合流
交差点を渡ると、住宅地の中に用水路が見えて一安心。
左手には田んぼが広がっていて、風がそよいで気持ちが良さそうです。
田んぼの隣で二回目の分岐があるため、南向きの方の流れを追っていきます。
南向きの流れは別の田んぼを潤した後、住宅地に入っていきます。
用水路沿いを歩けるのかな・・・と心配していたところ、なんと親水路が！
ふる川公園（E地点）を抜けて、田んぼの横を通り、階段もありながら道は続きます。
向島用水の別の流れが合流したりして、最後は家の裏に消えていってしまいます。
最後に程久保川に流れ込むところを確認して、向島用水探訪はひとまずコンプリート。
宅地開発は進んでいますが、用水路に近づく場所もあるのが日野市の良いところです。
第一分岐点〜新井水車公園〜程久保川への合流
せっかくなので、他の向島用水の流れもプチ冒険します。
第一分岐点で北に向かった流れは、多摩都市モノレールと並行になります。
そして浅川の手前で直角に曲がれ、東の方向へ向きを変えます。
堤防沿いには新井水車公園という、昔水車があった場所が公園として残っています。
その他にも合流があったり、旧石田用水の流れが加わったりします。
そこから落川林間公園に入って、流れは南向きへ。
落川林間公園の中にはひょうたん田んぼ（C'地点）というかわいい水田があります。
最後は一つ目の合流地点より下流で、程久保川に合流します。
昔は浅川も程久保川も流路が違ったとのことで、どんな景色だったのか気になります。
第二分岐点〜せせらぎ農園〜程久保川への合流
第二分岐点を東に進んでいくと、新井の田んぼのエリアに入ります。
水辺のある風景日野50選にも認定されているエリアです。
ここにはせせらぎ農園（B''地点）があり、真ん中を向島用水が流れています。
新井地区は最近かなり開発が進んでいますが、かろうじて田んぼも残っています。
地図子が訪れたときは、籾がつき始めた頃でとても美しかったです。
日野市は多摩の米どころなので、この風景が残ると嬉しいなと思います。
今回の向島用水を歩くはここまでになります。
用水路は複雑なので、思い切って3つもルートを歩いてしまいました。
ブログに加えてYouTubeの動画でも、様子がさらに伝わっていると嬉しいです。
ブログやYouTubeでの優しいコメント、チャンネル登録もぜひお待ちしています。
みなさんも向島用水で水車や田んぼを愛でてみては？♡♡
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＊過去の日野市の用水路シリーズはこちらから＊
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