「夢空間」復活プロジェクト | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。

テーマ:

 「夢空間」が復活する!というネットの見出しを見た時、ようやく鉄博あたりがやる気になったか・・と思ったのだが、トピックの内容を読んだら手を上げたのは清瀬市とのことで、ビックリすると共に何で?という感じだった。復活と言っても再び走るわけでなく、あくまで静態保存とのこと。
 夢空間客車は、1989年に発足間もないJR東日本が次世代寝台列車の試作車として作った車両で、豪華列車の先駆け的存在だった。前年に奇跡の来日を果たし、日本全国を走ったオリエント急行に刺激を受けたとも言われている。
 夢空間客車は北海道方面を中心に臨時列車として運転されたが、意外と現役時代は短く、2008年に営業運転を終了。3両とも解体されることなく保存されている。


 清瀬市の発表(外部リンク)によると、復活させるのは食堂車とラウンジ車の2両。寝台車は含まれていない。現在保有している商業施設から譲り受け、外観の整備と同時に内装を現役当時の状態に復元するとのこと。そのための費用はクラウドファンディングで賄うとしている。
 このトピックを読んだ後、現状の夢空間客車がどのような状態なのか、ネットにUPされている画像を検索してみた。運用終了後、歳月が経過しているため、かなり傷みが目立つし、内部も変更されているようだ。
 クラファンが集まるのか、調度品などの復元がどこまで可能なのか、復活後の使い方やメンテナンスなど、いろいろと気になるところ。

 復活話ついでのオマケを一つ。

 久しぶりにコンビニに並んでいるのを見つけて、ついつい買ってしまった。