豊肥本線のせみせみ
阿蘇駅から熊本方面へと帰ります。
乗車するのは、こちら！
かわせみ やませみです！
かわせみ やませみ(以下：せみせみ)といえば、本来は熊本～人吉間、肥薩線を走っている観光列車。
しかしながら2020年の豪雨災害で肥薩線が不通となったことから、当初は博多～門司港間で臨時運行されてきました。
↑博多～門司港間運行時の様子はこちらから
その後、2022年9月23日ダイヤ改正からは運行区間を熊本～宮地間に変え、現在は豊肥本線を運行しています。
豊肥本線運行に乗るのは今回が初めてです。
きっぷは3日前にネット予約で取っておきました。
この時点で空きはかなり少なくなっていましたね。
こちらが車内。
今回は左側のカウンター席を予約しました。
15:52、阿蘇を発車！
しばらくは阿蘇の風景を見ながら走ります。
行きは気づきませんでしたが、米塚も車内から見えるんですね～
相変わらずおいしそう…
ここで車内販売を利用すべく、2号車ビュッフェへ。
どうやら夏休みイベントをやっているようで、車内に隠されたキーワードを探して記入するとプレゼントがもらえるようです。
せっかくなのでやってみましょう！
こんな感じにキーワードがあちこちに隠されていました。
答え合わせが済んで頂いたのはこちらのシール！
くろちゃんとせみせみの2枚いただきました。
車販で購入したのはこちら。
くりりあいすと晩白柚サイダー。
どちらも肥薩線運行時から販売されているもの。
肥薩線に思いを馳せながらいただきます。
新阿蘇大橋が見えてくると、まもなく立野です。
立野からはスイッチバックを下るため進行方向が変わります。
3段スイッチバックを降りて…
電化区間との境目、肥後大津に停車。
あそぼーい！と運行区間が重複するこの列車ですが、あそぼーい！が停車する水前寺などには停車せず、次が終点の熊本となります。
とはいえ、ノンストップというわけもなく…
三里木で運転停車。
ここで客室乗務員さんが回ってきてアメをいただきました。
さらに竜田口にも運転停車。
豊肥本線を駆け抜けた列車は終点の熊本に到着です。
ちょうど三角からのA列車で行こう4号もやってきて…
観光列車同士で並びました！
南海トラフ地震情報で遅れ？
熊本駅でちょっとしたお買い物を済ませた後、新幹線で博多に帰ります。
改札口に行くと…
おや？遅れているようです。
その理由は…「南海トラフ情報」。
実はこの日の2日前に日向灘を震源とするMｊ7.1(Mw7.0)の地震が発生しており、南海トラフ巨大地震の想定震源域で発生したことからさらなる巨大地震が発生する可能性が平常時より相対的に高まったとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
これに伴い1週間ほど、想定被災地域を通る「南紀」「ふじかわ」「伊那路」「くろしお」「サンライズ出雲・瀬戸」が運休または部分運休になったほか、東海道新幹線三島～三河安城間で減速運転を行っていました。
東海道新幹線の遅れが波及して九州新幹線も遅れているようです。
それにしても…遅れの原因が「南海トラフ地震臨時情報」とは…なかなか見ない理由ですね。
乗車するみずほ610号は特に遅れはないようです。
鹿児島中央始発の列車でしたが、そこまで混んではいませんでした。
熊本を発車すると次は博多です。
夕暮れを迎えた筑後平野を走っていきます。
筑紫トンネルを越えると、遠くには福岡タワーの姿。
最後に南福岡車両区竹下派出に停まっている列車を眺めて…
終点の博多に到着しました。
快速あそ、かわせみ やませみと2つの観光列車に乗りつつ、阿蘇観光も楽しめた充実した日帰り旅となりました！
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