京阪1000型特急時代色 | 蓬屋楽描帖(よもぎやらくがきちょう)

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何気ない地味な出来事を綴ります。

いつもご覧いただきありがとうございます。🍧
お盆も終わって朝は少し涼しくなりましたね。
ATMでお金を下ろしたら新紙幣の10000円札に初対面。
突然取出口に現れたのでビクッとしてしまいました。😅
金額の数字が大きくて偽物っぽく見えてしまうんですよね。(笑)


5000円の新紙幣にはまだお目にかかっていませんがえーかげん慣れないといけませんね。😅


さて、今日ご紹介する車両は鉄道コレクションの京阪1000型特急時代色です。



特急色といえば長年親しまれたマンダリンオレンジとカーマインレッドのツートンカラーですが1000型はクリームとオレンジのツートンカラーで一時期の塗装だったようです。

当時の京阪は塗色に試行錯誤していた時期で昭和30年頃に中之島線開業までの塗装が定着しました。


模型に話を戻します。

パンタグラフと車輪、カプラーの交換をして車番のインレタを転写。

車番はローマン体(?)のフォントのインレタが無いのでゴシック体のインレタを使いました。

車輪もスポークにしたかったのですが動力ユニットの車輪に交換出来なかったので断念しました。

動力ユニットは後述する様々編成に対応する為1000型に入れています。


🟧1000型


特急運転当初は丸型の特急標識(左)でしたが1952年に現在の特急標識(右)になりました。



1000型の貫通型運転台は何故か前照灯と標識灯が無い晩年仕様だったのでGMキットの余りパーツを使って再現しました。

右が加工後です。



🟧1500型


🟧1200型


1000型に1500型を挟んだ編成が基本ですが稀に1200型を挟んだ編成もあったので1000型一般色セットに付属している1200型の屋根パーツと前照灯の余りパーツを使って1200型化しました。


これで様々な編成パターンを楽しめるようになりました。✨


🟠2両編成(旧特急標識)


🟠1000型+1500型+1000型


🟠1000型+1200型+1000型


走らせました。



最後に実車に触れておきます。

世界的な流線型ブームが起こった1938年に1000型が登場。

前年に登場した1100型がロングシートに対し1000型はロマンスシートで4枚窓半径2500㎜の曲線で構成された流線型が特徴で貫通扉側にも運転台がある両運転台車でした。

貫通扉側の運転台は入れ替え用で先頭に立って本線上を走る事は無く戦後に撤去。

1939年の3両化で増結用に1500型が製造されました。

1943年に制御車として1200型が製造されましたが戦時中の資材不足で当初は未電装でしたが1949年に電動化されました。

戦火をくぐり抜け1950年の特急運転開始で一部の1000型、1200型、1500型が特別整備されて初代特急車として抜擢されました。

後の特急車1700系と1800系と共に特急で活躍して来ましたが1810系が登場するとその座を譲って一般車の運用に就きました。

1970年を前に700型(現在の700形ではありません)に台車と機器を譲って引退しました。