客レで行く阿蘇の旅①快速あそ乗車記(熊本→阿蘇) | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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客レふたたび! 

2024年3月23日をもって運行を終了したSL人吉。

機関車の58654は引退しましたが、客車は団体列車のほか、2024年GWには多客臨時列車「快速ゆふいん」にも使用されました。

 

そして、2024年夏。

今度は熊本~阿蘇間を運行する「快速あそ」に使われることが決定しました。

場所を変えて設定される50系客車列車。

快速ゆふいんの実績が良かったんでしょうかね~

 

というわけで運行初日に乗ってみることにしました。

 

きっぷは3日前くらいにネットで購入。

満席とはいきませんが、空きはけっこう少なかったです。

 

金箔新幹線で熊本へ

2024年8月10日。

博多駅から九州新幹線で出発です。

 

この日は3連休初日ということで、山陽直通便は軒並み満席でしたが、つばめは空いていたので乗車します。

 

乗車するのはつばめ313号。金箔でおなじみ800系1000番台でした。

 

熊本城を見ながら終点の熊本に到着しました。

 

おなじみのくまモンの生首に出迎えられました。

 

快速あそに乗車!

肥後よかモン市場でいろいろ買い込んで在来線ホームへ。

電光掲示板に表示されている「快速 阿蘇行き」がこれから乗車する快速あそです。

 

ホームに上ってみても電光掲示板に列車名は表示されていませんでした…残念。

 

 

快速あそはすでにホームに停まっていました。

 

DE10にサンドイッチされた50系客車。

GW以来の再会です!

 

車体には今回限定の特製サボが挿されています。

 

まだまだ発車までには時間があるので反対ホームへ。

 

編成全体をとらえます。

 

黒で統一された編成がかっこいいですね~

 

ちょうど815系の回送列車が通過していってDE10と並びました。

 

 

まだまだ活躍する50系ですが…

よく見ると、車両塗装が大きく剥がれてしまっているところがあります。

長年走っているのでけっこう車両にもダメージが来ているのでしょうか…?

ボロボロの姿を見るといつまで走るのか不安になっちゃいますね…

乗れるうちに乗らないと。

 

車内に入って自席へ。

 

9:50、汽笛とともにガクンと衝撃が来て、快速あそは熊本駅を発車しました。

時刻表上では途中ノンストップで、次は終点の阿蘇です。

 

とはいえ、それはあくまで時刻表上の話。

 

列車は熊本から2駅目の南熊本に停車しました。

運転停車です。

 

行き違いの821系普通がやってきたところで発車。

 

列車は豊肥本線を走っていきます。

 

ここで、肥後よかモン市場で買ってきたこちらを食べることに…!

熊本名物・ちくわサラダのミニタイプ!

 

ちくわの中にポテトサラダを入れて揚げた熊本のB級グルメ・ちくわサラダ。

こちらは食べやすいようにカットされたもので肥後よかモン市場のみの限定販売なのだとか。

 

熊本県民に愛された味を楽しみながら客車列車に揺られます。

 

ちなみに快速あそには車販はないので飲食物は外から持ち込んだほうがいいと思います。

 

ビュッフェもありますがこの列車では非営業。

 

誰かが持ち込んだ今回の編成を再現したNゲージが置いてありました(笑)

 

 

続いて、列車は武蔵塚に運転停車。

2011年の九州新幹線開業前は博多からの特急有明にこの駅を起終点とする列車がありました。

 

対向列車が来たところで発車。

 

次に原水に運転停車。

 

豊肥本線は単線のため、時刻表上は無停車でもこのようにたびたび運転停車を繰り返しながらゆっくり進みます。

 

その反面…

 

電化/非電化の境界であり特急も全停車する肥後大津をあっさり通過。

これは面白い…!

 

スイッチバックを越えて

肥後大津を過ぎると車窓には田園風景が広がり、

 

そして、阿蘇の外輪山の姿が見えるように。

 

瀬田で九州横断特急2号と行き違いのために運転停車した後、

 

外輪山がさらに目の前に迫ってきました。

ここからが豊肥本線のハイライト。

 

なぜかさんふらわあのトラックとすれ違った後、

 

列車は立野に運転停車。

南阿蘇鉄道との接続駅であり、側線にはトロッコゆうすげ号が停まっていました。

 

ここ立野駅は三段スイッチバックで有名な場所。

残念ながらこの列車では特に放送での説明はありませんでしたが、2回進行方向を変えつつ坂を登っていきます。

 

せっかくなので展望室でその様子を眺めることに。

まずは先ほどと逆向きに走り出します。

 

ゆっくり走ると2段目の車止めが見えてきました。

ここで一旦停車し、

 

進行方向をもとに戻し、2段目の線路に別れを告げて3段目を駆け上がっていきます。

このスイッチバックをスムーズに通過できるために、この列車では編成の両側に機関車が連結されているようです。

 

スイッチバックで約190mの勾配を登った列車は阿蘇谷に入っていきます。

車窓には2021年に完成したばかりの新阿蘇大橋が見えます。

 

そして、その新阿蘇大橋から少し進んだ場所に、もともとの阿蘇大橋の崩壊跡がありました。

2016年の熊本地震で崩壊した阿蘇大橋。

今見えている橋桁は震災遺構として保存されているものです。

大きな橋を一瞬にして崩壊させるとは…地震の恐ろしさを目の当たりにできる光景です。

 

赤水で運転停車。

 

肥後大津行きのキハ220と行き違いです。

 

赤水を出ると、中央火口丘である阿蘇五岳が見えてきました。

この時期は山肌に緑の草が生い茂り、まるで抹茶アイスのように見えます。

食べたい…()

 

一番奥に見えるギザギザした山は根子岳。

阿蘇五岳の中では一番古い山です。

 

 

阿蘇の風景の中を走る快速あそ。

この列車に使われている50系は以前は「SLあそBOY」として熊本~宮地間を走っていました。

今回の運行はいわば里帰り。あそBOY時代に思いを馳せながら景色を楽しみます。

 

景色を楽しんでいるうちに列車は終点の阿蘇に到着。

下車します。

 

降りた後は撮影タイム!

 

阿蘇の山と一緒にDE10。

 

反対ホームから。

阿蘇駅に佇む姿は絵になりますね~

 

ということで、快速あそに乗車しました!

 

SLあそBOYに思いを馳せながら乗車する客レの旅はやっぱり楽しいですね~

ただ、車販がないのと車窓案内がないのがちょっと残念…

 

とはいえ、楽しい企画だと思うので今後もいろんな線区で運転してほしいですね。

 

続きます。

 

 

 

 

 

 
次回→(執筆中)

 

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