長崎次郎書店と熊本市電
上熊本駅から熊本駅まで移動するのですが、せっかくなので熊本市電に乗車します。
先ほどの熊本電鉄の駅舎に比べ立派な構造です
やってきたのは1090形。熊本市電は鹿児島市電等と比較すると、昔の電車が数多く残っている気がします。趣味的には喜ばしい限りなのですが、数多くの乗客をさばききるには厳しい気がしました。
上熊本駅には車庫が併設されています。
新町駅で下車。ちょうど、復活塗装の1205号が反対側に来ました。
新町駅で下車した理由は...
レトロな建物で有名な「長崎次郎書店」と古い路面電車の組み合わせを見てみたかったこと。長崎次郎書店の建物は大正13年に建築されたもので現役の書店として永らく営業していましたが、惜しいことに本年6月で休業になってしまいましたが、2Fの喫茶室は当面存続するようです。
先ほどの1205号が上熊本駅方面へ向かいました。
次に市内方面にやってきたのは、超低床電車「COCORO」こと0800形でした。
新車のように見えましたが、2014年新潟トランシス製ということで10年選手。ボンバルディアの技術が使われているようです。車内は木を使った素敵な内装です。車長が長いせいか、車掌さんが乗務しているのが印象的でした。
辛島町駅前の巨大ショッピングモール、「サクラマチクマモト」。都市部中心にモールを設置するのは、都心部空洞化の歯止めになるのでしょう。
反対側に「ハイデルベルグ」号がやってきました。
この電車で熊本駅に向かいます。この付近は軌道緑化がされており、見た目にも美しいです。
熊本駅に到着。まるで美術館の様な外観です。