今朝の話。
先月末から運用に復帰した南武支線の205系W2編成の再撮影へ。
と言っても、川崎新町駅での205系同士の行き違いの様子を再履修したかっただけなのだが。
まさか、約1年の空きを経てまた並びを見ることができるようになるとはね。
とりあえず、なんとなく引っかかっていたことを済ませてホッとしている。
W2編成は、相変わらずフル稼働中。
疎開絡み以外はほとんど動いてこなかっただけに、眠っていた分を取り戻す働きぶり。
今日の朝運用は、W4編成であった。
すっかり205系でも最古参、重故障の既往歴もあるから大事に動かしてほしいもの。
そんな動きを見つめながら、浜川崎に向かったのだが…
ふと貨物駅の方を眺めると、E127系がヘッドライトを点灯して停車しているのが見えた。
あれ??
これはもしかして?と思い、急遽武蔵中原に向けて引き返す。
武蔵中原に到着して、3番線の発車案内表示器には「回送」の文字。
確信を決めて、1・2番ホームに移動してしばし。
やはり来た。
E127系、再会は武蔵中原で。
自分は改造後の送り込み回送を撮らなかったので、南武線本線上でのE127系迎撃は初。
今回武蔵中原に臨時回送されてきたのは、V2編成であった。
同じく動きを察知したのが数名、武蔵中原で出迎えた。
あまりに唐突だったからだろうか、捉えられた人は走行区間を通しても多くなかっただろう。
回送は3番線で一旦停車。
耳を澄ますと、空調の動作音は聞こえなかった。
不調と言われているのは本当の事なのだろうか?!
側面で気になったポイントが1つ。
最近の新車や検査済み車両を中心に、消去が進んでいる所属区所の標記。
転用当初は確か、ちゃんと書き換えられていたはずなのだが…
目立つのは、新潟時代の痕跡のみ。
それまで、特に大過なく走ってきたはずだった。
一日の運用を全てE127系で担ったことも、多々あったはずだ。
それがここにきての運用離脱、まさかの展開である。
確かに、暑さの質は新潟とはだいぶ違うかもしれない。
それでなくとも近年、とりわけ今夏の暑さは苦しいものがあるが。
やはり地域適性の難しさというものが、なんとなく垣間見える今回の一連の流れである。
そして3分ほどして、車両センター内へ。
まだ弁天橋に残ったままのV1編成も、これから先どうなるのか?
まずはその動きの行方を、それとなく。
そして、中原支所内に留置されたままの205系W1編成も。
未だ残る鶴見線車と共に、動かぬまま早数ヶ月。
だがW2編成の電撃復帰もあり、まだ何かあるのでは?という予感は頭の片隅にある。
E127系が完全離脱している現状、いずれまた編成が不足するのも目に見えているからだ。
といっても、それまで検査時に予備無しでよく回してきていたなとも思うが…
ここのところの引退延期的な各方面の動きは不可解な部分もあるし、また面白くもあるが…
しばらくは広げたアンテナを畳めづらい、ペース配分が難しい2024年夏である。