登場40周年!京王電鉄のオールラウンダー7000系【記念HMとカードラリー猛暑奮闘編①】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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身近なところこそ、怠りなく…と言って、はや厳しい夏の到来。

最初に取り掛かったのは、まだまだ寒さが残っていた春、年度替わりの頃。

以降も移動の都合などで時々利用している京王線であるが、7000系記録は中断していた。

この先の動きに関わる噂は、少しばかり小耳に挟んではいたものの…

公私の動きのバランスを考慮して、手をつけないままでいた。


そんなところで、京王電鉄からひとつニュースリリースが。

学生の夏休み期間を含めた7/27から9/23まで、トレインカードラリー実施のお知らせが。

近年、JR東日本や西武鉄道とコラボレーションしたりカードラリー企画が活発。

個人的にはスタンプラリーよりも収集欲が刺激され、JR東日本より支出ハードルも低い。

一日乗車券を購入することで撮影にも回れて一石二鳥で、丁度他のネタにも乏しい時期でもあり

ここらで撮影かたがた収集に回ってみよう、と思い至った。


後の問題は、ここんとこの厳しい暑さ、であるが。


こうして、7月29日月曜日。

自宅から一番近い分倍河原駅から、カード収集と7000系記録の小さな旅が始まった。

カード配布時間は9:30〜18:00であり、子供向けにも大人にも、何かと動き易い。


とまずは、京王線はそもそも日常使いが多い路線であり…

春もそうだったが、そのあたりの気持ちのペースの切り替えが、最初の課題である。

この日、7000系に最初に遭遇したのは武蔵野台である。

各停で移動中、特急運用中の10両固定7722Fが颯爽とすれ違ったところがスタート。


続けて、飛田給で各停編成に遭遇。

これが…今回のラリーに合わせて記念ヘッドマークを取り付けた7702Fと7807Fである。


新宿方の7807Fは、組み替えによる改番で前面の車号フォントが違う初期車体。

今回の一連の記録では、この記念ヘッドマーク付きを含めた初期のコルゲート車体を持つ編成を

主なターゲットとしていくことが前提になっていく。


…まぁ、それはなかなかうまいこといかないことでもあるのだが。


なお、細かく記録はしていなかったのだが、カードラリー収集の最初は調布からである。

最初にチェックシートを兼ねたチラシと一日券を提示し、方向幕を模した印とカードを貰う。

そして、続けてつつじヶ丘、桜上水と着実に収集を続けた“はず”である。

両駅は各停で移動すると、優等列車待避中にカードを貰うことも可能である。


…“はず”というのは、移動中は7000系以外あまり記録していないことと、また体力温存の観点で

寝てしまっていることが多く、申し訳ないが記憶が曖昧になってしまっている。

このあたり、日常利用の多い路線あるあるで、個人的には西武やJRよりも深刻かも。


なのでこの日の飛田給での記録のあとは、約1時間ほど空いていきなり新宿である。

しかも、ヘッドマーク付きのもう1編成、7701Fと7805Fである。


新宿側の7805Fはビード車体の後期編成。


ヘッドマークは、2編成で異なるデザイン。

こちらはデビュー当時のものがモチーフ。


新宿駅はホームドア整備が終わり、頭端部以外は非常に撮りづらくなっている。


安全に支障のないように気を配りながら、7701Fのクハ7751側へ。


車内はリフレッシュしているが、それからもだいぶ経過した。


しかし、メーカープレートは「昭和59年」と、その長寿ぶりを今なお誇示している。


スカートを取り付け、塗装も変わるなどイメージは年代を経て変わっている。

実のところ、最初期のデザインは自分も接したことがないほど。


そんな波瀾万丈な時代を経て、今なお走り続けているのがこの7000系。


その波瀾万丈期に欠かせないのが、相模原線の存在もある。

相模原線に入っていくと、フルパワーに近い100km/h超えの走りも垣間見える。


なお、最近は日中の橋本特急は京王多摩センターを境に各停に変わる。

実際は京王永山〜橋本間各駅停車だが、京王多摩センターで種別を変えるのは京王電鉄としての

ちょっとしたプライドらしきものが覗いてくるのが、また面白いものだ。

ここで「各停」の表示を見ると少しホッとするのは、やはり7000系の登場経緯故だろうか。