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【初めてのヨーロッパ‼️】いきなり12カ国周遊してみたよ〜《ドイツ・ヴッパータール空中鉄道&最大のピンチ!》その21
この記事は初めてヨーロッパに行ったハルの旅行記録の第21回です!
前回の記事はこちら〜↓↓↓
今回の旅は3週間かけてノルウェーのオスロからフランスのパリまで、下のようなルートでヨーロッパを巡ります。
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この記事では、ドイツのヴッパータール空中鉄道を紹介しています。
今回の話題は少々ニッチですが、いいねを押していただけると幸いです(欲しいいいね数と実際のいいね数が乖離してしまうタイプの記事です笑)。
日時は2023年9月14日の午前8時となりました。
本日はドイツ・ケルンを後にして、ずっと乗ってみたいと思っていたヴッパータール空中鉄道に乗車し、夕方にはオランダ・アムステルダムからイギリス・ニューカッスルに向かう夜行フェリーに乗船する予定です。
1.ヴッパータール空中鉄道とは?
この路線は、ケルンから北東に約40kmの位置にあり、総延長は約13kmほどの短い路線です。東西に延びており、東側の終点はOberbarmen(オーバーバルメン)、西側の終点はVohwinkel(フォーヴィンケル)という駅です。日本では「世界の車窓から」で紹介されたり、神奈川県の「湘南モノレール」と姉妹提携したりしていることから、知っているマニアの方も少なからずいると思います。
↓↓公式HP↓↓
この乗り物の特徴!
まず、空中鉄道とはなんぞ!?
という感じがしますが、日本語的に言うと普通にモノレールです。笑
だがしかしっ!普通のモノレールではありません!その特徴を3つに分けてご紹介します。
特徴その1 現役最古のモノレール
開業は1901年!え?開業から120年経ってるモノレール?
そうです。日本最初の鉄道、新橋-横浜間が開通したのが1872年ですから、その30年後にはこのモノレールが運行していたわけです。
特徴その2 鋼鉄製のレールを使用
このモノレールは懸垂式と言うレールの下に車両をぶら下げている方式なのですが、そのぶら下げ方が特殊です。
一般的には、太いゴムタイヤを用いて走行しますが、このモノレールは、皆さんが想像する通常のレールに車両をぶら下げて走行しています!落っこちそうですよね!
特徴その3 一方向にしか動けない
車両を支えるアームはレールの外側にしか伸ばすことができないという構造の為、方向転換をして運転することができません。そのため、ヴッパータール空中鉄道では、複線とした上で両端駅にループを設け、全体として周回コースのようなレイアウトを構成することで問題を回避しています。ここまででお察しの通り、運転席は片方にしか存在せず、もう一方は車窓を楽しめる大きな窓となっています。
2.乗車してみたっ!
まずは、最寄り駅のWuppertal-Oberbarmenまでドイツ国鉄で移動。
種別としてはRE(快速)ですが、平気で160km/hを出すバケモノ快速!
さすがです。
08時21分 Koeln Hbf→Wuppertal-Oberbarmen 09時00分
始発駅に到着!
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始発駅のOberbarmenに到着しました。
国鉄のWuppertal-Oberbarmenを出て、すぐにガラス張りでおしゃれな駅舎が見えます。
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ホームへ登ってみると、早速登場!
レールと車輪の剥き出し感えぐいっ!
車内も気になるので、すぐ乗ってもいいのですが、コレを見たいので、、、
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方向転換!!終着駅では、くるっと回って出発ホームにやってきます。
なんとも珍しい。
いいものを見たところで、乗車っ!
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内装はシンプルで落ち着いた雰囲気です。
また、このモノレールは、扉も片側にしか存在しないので、座席は偏っています。重心とか大丈夫なのでしょうか?(知らんけど大丈夫に決まってんだろっ!)
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車両後部からの展望はこのように綺麗に見えます。
このモノレールは、大部分が川の上を走っていることも素晴らしいポイントですね!
終点に到着!
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終点のVohwinkelに近くなると、今度は街中を走るモノレールに。
湘南モノレールにもこんな景色あったような。。。笑
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と思っていると、あっという間の30分が終わり、終点に到着してしまいました。早いよぉ〜。
車庫を観察したところで、モノレールの旅は終了!大満足!
3.ドイツ国鉄はもう信じないっ!泣
何年間も乗りたいと思っていた鉄道に乗り、最高の気分で次の目的地、オランダ・アムステルダム郊外のフェリー乗り場に向かい始めましたが、突然、ドイツ国鉄(+バス)の本性が表れました。
本日の夕方17時30分発のフェリーに乗るため、本来の予定では、以下のような経路でドイツ国鉄の快速列車を乗り継ぐはずでしたが・・・
10時30分 Wuppertal-Vohwinkel→Venlo 11時56分
12時03分 Venlo→Utrecht Centraal 13時35分
13時49分 Utrecht Centraal→Amsterdam Centraal 14時15分
バスor近郊列車で港到着15時15分
実際の様子を回想してみましょう。
10時20分 Wuppertal-Vohwinkel
「もうすぐ電車が来るはずだけど、どこにも表示がないぜ?笑」
「次のVenlo行きは1時間後だぞ!」
10時30分 Wuppertal-Vohwinkel
「時間なんだけどっ!遅れとかじゃなくてコレってこない?(焦)」
「並行する各駅の近郊列車乗っても次の乗り換え間に合わなくね?」
「まあ、先へ進めばなんとかなるさ、乗ろう!」
11時10分 Düsseldorf デュッセルドルフ(Venloの結構手前)
「とりあえず大きな駅来たから大丈夫だべ!(余裕取り戻す)」
「ICEに乗れば解決やーっ!」
11時15分 Düsseldorf
「あれ、アムステルダム行きのICE全然なくね・・・」
「つ、次の快速は11時48分・・?(汗)」
13時30分 Venlo
「Venlo到着!えー、予定から1時間半遅れ。」
「このままだと出港の45分前到着・・・ん?なんかあったらまずいぞ!」
15時50分 Amsterdam Centraal
「アムステルダムキターッ!あとは近郊列車30分&バスで25分!(アゲ↑)」
「あとはGoogle Map様の指示に従えば問題ない!」
16時25分 Beverwijk(最寄りの駅・ここからバスで25分)
「(Google Mapにさっきまで書いてあった)バス・・・運休!?」
「え?エ?ゑ?これ終わったくない???(徒歩1時間以上)(汗汗)」
16時30分 Beverwijk
「ヘイ!タクシー!(一台だけ奇跡的に見つけた)」
👱♂️「ソーリーツギノヨヤクガアル」
「(呆然)終わったじゃん。。。」
16時40分 Beverwijk
「次のバスは運行や!コレに乗るしかない!」
「このバスにかかっている・・・(汗ダラダラ)」
・・・
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17時10分 乗船乗り場
「シャァァァァッ!!!」
「間に合った・・・!!」
17時15分 船内
「(フォーーーーン♫)」
「ん、出発したぞ・・・早発!?」
「そんなことあるのか・・・」
「国際フェリーで出発5分前乗船て・・・(恐怖)」
一生忘れないようなドキドキを体験してしまいました。
元凶はドイツ国鉄。もう信じられません!
最大のピンチでした。笑
4.フェリーの良さは乗らなきゃわからん!
いろいろありましたが、乗れたので結果オーライ!
何回乗っても最高な船旅のスタートです。
17時30分 Amsterdam→Newcastle 翌10時00分
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客室の窓は、なんと進行方向を向いている!これは珍しい!
料金は、Sea View Cabinという等級で、夕朝食付きで€120。
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ビュッフェや船内スロット、お買い物を楽しんだところで、本日は終了です。
正直お腹いっぱいです。。。笑
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翌朝午前10時、ニューカッスルの港に到着しました。
出口を抜けるとそこは、イギリス・・・!
つづく。