1998年夏 四国初乗り鉄旅の思い出 その5 | あさかぜ1号 博多行
2024-07-29 06:36:41

1998年夏 四国初乗り鉄旅の思い出 その5

テーマ:鉄活動日記 思い出編

26年前の初の四国乗り鉄旅の思い出、その5です。

四国での3日目は、まだ現在地に移転する前の土佐電気軌道(現 土佐電交通)の高知駅前停留所からスタート。
十文字上の土佐電の路線網のうち、前々日に乗り残した南北方向のラインである高知駅前ー桟橋通五丁目間に乗車して土佐電の全線踏破を達成した後、高知駅発8時台(正確な時刻は忘れてしまいましたが)の特急「あしずり」に乗車、この列車の終点の土佐くろしお鉄道の宿毛駅へ向かいました。
前年10月に開業したばかりの土佐くろしお鉄道宿毛線の真新しい効果を走って宿毛駅に到着。この時点でJR土讃線とともに土佐くろしお鉄道の当時の路線も全線踏破達成です。
折り返しの特急で窪川駅へ戻り、続いてはJR予土線で宇和島へ向かいました。
現在であればせっかくこの路線に乗車するからにはうまく行程を調整して観光列車に乗るところでしょうが、当時はまだそのような列車もなかったので、キハ54かキハ32の普通列車に乗車しました。
宇和島駅に15時前に到着した後は特急で17時前ごろに松山駅に到着。
この日は少し早めながらここで乗り鉄は終了し、松山駅近くのビジネスホテルに入りました。
このホテルには各部屋ごとのユニットバスのほかに大浴場もあったので、せっかくだからこちらに入浴。
普段鉄道旅でホテルに泊まるときはユニットバスの浴槽の狭さからシャワーだけで済ますことも多い中、温泉ではないもののゆっくりと手足を伸ばして入れる大浴場の存在はありがたいものでした。

次の日は地元私鉄の伊予鉄道の路面電車と鉄道線の乗り鉄に出かけました。
松山では同じホテルに2連泊するのでこの日はスケジュールにも比較的余裕があるので、前日や前々日と比べるとゆっくり目の時間に乗り鉄をスタート。
まずは宿泊しているビジネスホテルの近くの松山駅前の電停から伊予鉄の路面電車に乗り、一日乗車券を購入して伊予鉄松山市内線の踏破に出発しました。
当時の伊予鉄松山市内線には「坊ちゃん列車」も低床車もまだなく、おれんじとクリーム色の伊予鉄カラーの50形が多数活躍していました。
伊予鉄名物の大手町駅での市内線と鉄道線(高浜線)の平面交差では、残念ながら市内線乗車中に鉄道線車両との交差シーンには遭遇しませんでした。今にして思えば、電車から下車してしばらく踏切付近で交差シーンを見届ければよかったと後悔しています。
昼前に松山市内線の全線踏破を達成し、午後は鉄道線の踏破に移りました。
そして高浜・郡中・横河原線の順に踏破して伊予鉄道全線の踏破を達成。同時にこれでこの旅の当時未開業だった土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を除き、当時の四国の私鉄・第三セクター鉄道の全線踏破も達成しました。
その後、松山市駅前から再び市内線で松山駅前へ移動し、前日と同じホテルに戻ってこの日の乗り鉄は終了しました。

次回、四国乗り鉄旅の思い出、最終回です。

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