今日はキツいSカーブの角度を緩める線形変更の話です。脱線,スリップが起きやすいのを解消😅、複線カント付曲線線路を切断し初の半端サイズ導入となりました😁。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

雰囲気が変わったのは写真の箇所、近鉄ビスタ10100系の真上に覆いかぶさっていたSカーブが奥に後退してスッキリ見えるようになりました。EF58 48牽引の荷物列車が写っている所、直線が長くなりました。

 

線形変更前はこんな感じでしたから、結構大きく変わったと思います。

 

旧線形では↑1枚目写真のゴハチが走っている箇所が急なSカーブでした。ここを近鉄10100系9両が走った場合

 

付近で脱線が頻発しました😅。A+C+B=9両編成の2モーター運転時、写真左方向に走らせた場合だけC編成=2トラクションのまま残したモ10318の前方(左)が脱輪する..以下記事↓A編成のトラクションタイヤ減をやっても結構な頻度で起こっていました😞。トラクションタイヤの位置を変えるとか色々やったんですが解決せず..(2モーターでも6両では問題無し😲。)。

 

 

同じ個所で脱線の他に写真の寝台特急富士=24系15両とか重量編成の走行時に僅かにスリップするなど近鉄ビスタに限らず色々と問題もあったので、この線形何とかならんかな~と考えました。

 

これまでSカーブの中間に挟まる直線が62mmしかなかった..KATOのカント付複線カーブ線路(R381/414mm)最低45°単位だったのでこうなっていました。

 

私の場合適当に現物合わせで線路敷設、計画変更などもあるので沢山線路が余っています😅。それらを活用して変てこサイズ線路を作ってみることにしました。カーブを緩めるのが目的です。写真はR381/414mm-22.5°線路、45°カント付(KATO 20-381)製品の中間道床半分をカットし、レールも併せて切断して作ったものです。写真からは殆ど分かりませんが、中間に道床の継目があります。

 

同じくR381/414mmですが、複線カント付アプローチ線路22.5°(20-182)のL/Rを半分=11.25°ずつ背中合わせでつないだ線路も作りました。7.5度のカーブレール作戦以来変てこサイズの線路は増えてきましたが、複線カント付で半端長を作ったのは初と思います😁。

 

作った半端複線線路を活用して写真右から左へ..Sカーブ中間の直線を長く取れるのは脱線やスリップ抑制に効果的と思います😁。62mmから186mm×2+160mm=532mmの直線に出来ました。160mmはこれまた自分で作った半端長の複線線路(余っていた248mm直線の中程を抜いて長さを合わせたもの)です😅。

 

これで期待通り近鉄ビスタ10100系の脱線は解消、順調に走るようになりました。

 

寝台特急富士=24系15両のような重量編成のスリップ軽減にも効果を上げるでしょう。

 

真上に覆いかぶさるようだった上(3階層)の線路が後ろに後退し、2階層のSカーブの見晴らしも良くなったように思います。

 

最初は赤矢印;11.25°の背中合わせで作った22.5°も止めて更に半端(角度)な線路を作り、のようにストレートにしちゃおうと考えたんですが、左の485系など留置線からの出入庫に影響する(高さが足らなくなりパンタグラフを擦る)ことが分かったので上述のやり方になりました。

 

22.5°のカント付半端カーブを作ったことでSカーブ真ん中の直線が伸びたのは結構メリットなんじゃないかな~😁。写真のEF58 48牽引荷物列車なんかも走行に安定感が増していますし、近鉄ビスタ10100系の9両運転でも施工後脱線は1度も起こっていません。前面展望動画のジェットコースター感も少し軽減されるんじゃないかな?😅。問題が起きなければこのまま行こうと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

鉄道コム

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ (Blog村)