上り大阪阿部野橋行き特急、
千本桜で名高い吉野山と大阪とを結ぶ観光特急ということで愛称は「さくらライナー」
使用されているのは26000系、1990年の南大阪線特急運転開始25周年の節目に投入された車両、
1990年デビューということは今年2024年で34年、後に大幅に改装されてはいますがけっこう年季が入っています。
リニューアル前のカラーリングは桜ピンクではなくライトグリーン基調で葉桜のようでした。
当初は桜の花そのものではなく吉野の山並みをイメージした「かすみもえぎ」というコンセプトだったようです。
先頭に展望スペースとデラックスシートを備えるなど21000系アーバンライナーの南大阪線(狭軌)版ともよく言われます。
ただ、在籍は僅か2編成で運行本数が毎時のビジネスユースのアーバンに対してこちらは日に5~6往復と少数、
観光用ということもありむしろ23000系伊勢志摩ライナーに近いポジション、
こちらには30周年のロゴが付いていたのでさくらライナーの方が4年先輩ということになりますね。
その後、
橿原神宮前行き準急、
大阪阿部野橋行き準急、
藤井寺行き普通、など見送っているうちに、
この日2度目のさくらライナーが正面から接近。
下り回送、車番を見ると第2編成の20402F、
さっきの上り特急の阿部野橋からの折り返しでした。
橋上で前照灯の点いた正面をおさえるには下り吉野方面行きになるのですが午前下りのさくらライナーは日に1本のみ、その1本がここに着く直前に通り過ぎてしまったのですが幸いにも回送で写すことができました。
さらにその10分後、
上り大阪阿部野橋行き特急、こちらは第1編成の20401F、
1時間ほどの間に3本のさくら、うち2本は橋上では後追いになる上りでしたが写すことができました。