伊勢鉄道経由の普通列車に乗ると、河原田では伊勢線のホームに着くことになるので、予備知識がないと驚く人は驚くでしょう。河原田は関西本線(JR)と伊勢線(伊勢鉄道)が分かれる駅ですが、ホームが並列ではないのがポイント。関西本線が地上2面2線なのに対し、伊勢線は高台の1面2線でホームは離れ離れ・・・上り方面のうち、南四日市、四日市に行く場合は亀山発(JR)の車両、津または玉垣発(伊勢鉄道)の車両のいずれかによって乗車ホームが異なることになります。駅出入口があるのは、地上西側の関西本線上りホーム。亀山発の列車で四日市まで行くのであれば出入口からすぐで済みますが、伊勢鉄道の四日市行きに乗ろうとすると、跨線橋を渡りその先の階段を経由して高台ホームへという流れになり、大違いという訳です。


今回は到着する方だったので、着いたら階段を下り、少し上がって跨線橋に出て、関西本線のホームを眺めながら外へという経路。亀山方面に乗り換えるのであれば、跨線橋を歩くまでもなくホームに通じる階段を下るばかりですが、外に出ないことには降りて乗ってにならないのでさらに進んで行った次第です。



とりあえず伊勢鉄道の河原田駅で下車し、次はJRの河原田駅から乗る形にできたので、乗降駅数のカウントも2社(2駅)分ということになりました。着いたのは18:22。18時台は下りも上りも3本ずつで、亀山行きの方は18:27、18:38と続けて来るタイミングでした。駆け足で出入りすれば先発の列車に合わせられたと思いますが、2社分の駅を5分で見たり撮ったりというのはさすがに... 無理せず18:38発に乗ることにして、18:27発は1番線(上りホーム)から見送りました。




先を急げば、亀山までの3駅(河曲、加佐登、井田川)いずれかでの降り乗りは十分可能だったところ、何番目の駅をどこにするかについて考えると駅数を増やすことに躊躇があったという話も。通算4000駅目が近づき、節目とするのに良さそうな駅も視野に入ってきたため、セーブせざるを得なかったのが実情です。