◆明日7/15は我がクラブの非公開運転会
当然ながらその報告がこのブログに掲載されるでしょうから
先に話題となったJANTRAK(NTRAK)規格関連の書き込みは
時期を失してしまいますので急ぎ書き込みます。
◆「日本に合ったモジュール規格」
それは、アメリカなどと違い日本固有の事情を考慮した規格
具体的には、
・モジュールの搬入・搬出は公共交通機関を使う人が多いこと
・モジュールの製作・保管が日本の家事情に対応できること
・リアリティにこだわる日本人気質に応えること
他にもいろいろとあるでしょうが
まずはこうした問題解決を踏まえたモジュールでないと
モジュールを楽しむ人は増えないと思います。(増えませんでした)
◆現在のJANTRAK(NTRAK)規格のモジュールは
こうした日本固有の問題に配慮された規格でしょうか。
もしこうした問題を考慮した規格であれば
もっとモジュールレイアウトを楽しむ仲間はいたはずです。
そこで、私見として私が提案するモジュールですが、
450x600サイズの2線モジュールです。
◆この図をご覧ください。↓
上から2番目のサイズが私が提案する大きさです。
線路はKATOのユニトラックを使用し、伸縮レールで繋ぎます。
◆この大きさですと、公共交通機関で手軽に運べますので
自動車を持たない方でも気楽に運転会に参加出来ます。
こんな感じ!
<同じサイズのカッターシートを持ってみました>
<大きめのバッグといった感じですね>
私は普段、軽いプラダンでケースを作って保管、輸送を行っていますので
例えば黒色のプラダンでケースを作ればメッチャ自然ですよね。
奥行きは450mm これって日本家具の奥行き幅です
ですので、例えば、洋服ダンスの上に衣装ケースのように置いて保管出来ます。
◆JANTRAK(NTRAK)規格は3線路ですが、この規格では2線の複線
そして、これまでの経験から、線路手前の幅ですが
現行の100mm幅は広すぎます、というか、中途半端なため
まともに情景を製作している方っていなかったような。
そこでT-TRAKと同様に50mm幅にすれば
線路裏側の情景製作スペースはJANTRAK規格と比べて数センチ狭くなるだけ
これなら充分に情景も製作出来ます。
◆このほか、横幅を600mmとしたのは
まともな情景レイアウトを製作しようとする必要最小限幅
と私は思っているからです。
それと、モジュールを向かい合わせにしてまとめると
2倍の1200mm幅のモジュールを手軽に持ち運びして楽しめます。
つまり幅を今よりも600mmに縮めることで
1200mm幅のモジュールが手軽に楽しめるのです。
私が600mm幅を推奨する根拠として
これまでに、この幅で製作した作品をいくつも手がけてきたこと
そしてアメリカまで持参(機内持ち込みしました)して楽しんだこと
このことから、この幅で充分に楽しめることはご理解いただけると思います。
長くなりましたが、一つの意見として見ていただければと。
以上、あくまで私見でした。
<アメリカに持参した620mm幅のT-TRAKモジュール>
<もう一つの620mm幅モジュール 2台繋げて1240mm幅で展示>
※ここでは450x600mmサイズを提案していますが
材料の手配などを考えると、近似値のA2サイズ(420x594mm)だと
ベースボードなど市販品が活用できて便利かも知れませんね。