鶴の舞橋は青森県北津軽郡鶴田町にある木造三連太鼓橋で、全長は300mにもなります。
平成6年7月に津軽富士見湖(正式名は廻堰大溜池)に架けられ、青森県産『ヒバ』700本が使用されています。
なお、岩木山は広く裾野を引いた姿の美しさから津軽富士と呼ばれています。
全国には郷土富士が400以上あると言われているのでそのうちの一つです。
岩木山を背景にして、この橋が鶴のように舞っているように見える&逆さ富士が見えるということですが、残念ながら私が訪問した時は雲に隠れてしまって見えませんでした。
橋を渡り切ると長生きができると言われており、駐車場の対岸には丹頂鶴自然公園があります。
橋の色がくっきりと分かれていますが、令和5年9月から補修工事が行われており、今年3月に第一期工事が終了し、また9月から第二期工事が始まると通行止めとなります。
工事は第三期まであり、全て完了するのは令和8年3月を予定です。
新しい部分は隙間が無く、綺麗になっていますが、古い部分は板が削れていて躓きそうですし、スマートフォンが落ちてしまいそうなくらいには隙間が大きくなっているところもあるのでご注意ください。
大人の休日倶楽部のCMでも取り上げられた鶴の舞橋ですが、公共交通機関のアクセスは良くありません。
最寄り駅は五能線の陸奥鶴田駅になりますが、6kmほど離れており、残念ながら路線バスは無く、タクシーしかありません。
東北新幹線の新青森駅からレンタカーで行くとして36kmほど離れているので50分くらい掛かります。
駐車場は無料駐車場もありますが、一番近い駐車場は1日300円で有料です。
なお、30分は無料なので少し見学して、観光コースの1つに組み込むというのが良いのと思いました。