岡山駅にて──国鉄時代のディーゼル機関車と、JRが造った国鉄機をUPします。
まずはJR貨物が造った国鉄機 = EF66-100番台から。
駅にいると「〇番乗り場を列車が通過します」とアナウンスが流れますが、大体のケースとして貨物列車が通過します。
でも、貨物列車なら貨物列車で、牽引機は何だろう?と言う楽しみもあります。

久しぶりに見たEF66形電気機関車です。
省電力型ハイパワー機で、かつては広島でも当たり前に見かけていました。
が、平成30年西日本豪雨をきっかけに、セノハチ以西へはEF210に統一されてしまいました。
JR誕生から37年が経ちましたが、機関車の寿命という視点がら見ると、あまりにも早い引退に追い込まれている機種•••••••と言う現状です。



写真のEF66-118号機は1990(平成2)年9月12日新製の機体で、今年9月で34際を迎える予定でした。
118号機は今年4月19日朝、下り貨物列車を担当中に百済貨物ターミナルに到着した際、車両故障が発生して、そのまま運用離脱となりました。
貨物列車はEF210-321号機が代走に就いたようですが、EF66-118号機はこのまま廃車となる公算が大きいようです。
そして続いては正真正銘の国鉄機、DE10形ディーゼル機関車の単機回送です。



EF10-1151号機ですが、1971(昭和46)年12月22日に姫路第一機関区へ新製配置されて、1989(平成1)年4月1日から岡山の所属となりました。
今年末に53歳を迎える1151号機ですが、かつては津山線などで旅客列車の牽引も担当していたものの、現在はレール輸送などこじんまりと人生を送っています。
ちょっとブレていますが、381系電車と115系電車とも共演してくれたのですけど、国鉄型車両3形式の中で1番長生きな車齢です。
と言うことで、本来は先週6月末に公開する予定だった記事ですが、先送り公言の通り7月初旬に公開できました。
最後になりますが、平成30年豪雨災害は最初の警報が出た6日──本日、平成30年西日本豪雨災害として6周年を迎えました。
慰霊の祭典や式典が各地で執り行われる予定です。