福井県を走るえちぜん鉄道、こちらは一部区間を福井鉄道と相互乗り入れをしています。通常の鉄道車両と市電との相互乗り入れ!?全国的にもあまり例はありませんが、どうなっているのでしょうか?
えちぜん鉄道はJR東海の使用しなくなった119系を改造して入線していますが、問題は福井鉄道の市電での対応。結果的には新たに市電タイプの車両を用意して運用しています。名称は「キーボ」かわいらしい名前ですが、姿も愛嬌のあるようです。そんな様子をお馴染みの「ふたまたせん」さんから。
福井のえちぜん鉄道と福井鉄道は相互乗り入れをしていますが、今回は、えちぜん鉄道側の福井鉄道へ乗り入れる車両を紹介します。えちぜん鉄道は通常の車両、福井鉄道は路面電車タイプの鉄道ですが、双方違うタイプの鉄道でどうやって運行しているのかというと、えちぜん鉄道の通常車両は福井鉄道側の線路は走れないので、えちぜん鉄道が路面電車タイプの車両を作ってそれを走らせています。
区間は双方の鉄道の接点の駅の田原町駅からえちぜん鉄道側は鷲塚針原(わしづかはりはら)迄で、福井鉄道側は全線、田原町~福井駅~たけふ新までとなっています。
2両の連接車で、黄色い塗装で Ki-bo(キーボ)の愛称で呼ばれ、会社のキャッチフレーズは、ドクターイエローよろしく「見かけたらいちにちハッピー」となっています。
※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。