東武伊勢崎線・和戸駅

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自宅から車で10分ぐらいの場所にある駅だが、今まで行ったことはなかった。

近くを通りかかったついでに、立ち寄ってみる気になった。

ブログに載せるにあたり、検索すると、都内からの相互乗り入れ電車の停車駅では、最も乗降客が少ない駅らしい。

客は定期券利用者が圧倒的に多い。

1面2線のホームで、駅の開設は1899年。当初は日光御成街道沿いにあったという。

和戸駅と日光御成街道踏切の間に、東武伊勢崎線の煉瓦台橋梁がある。
正式名称は備前堀川橋梁と言うらしい。
宮代町の街歩きマップによると「東武鉄道の鉄道橋の橋台や橋脚に煉瓦が使われた。この煉瓦は東京駅の煉瓦と同じもので、渋沢栄一が設立した日本煉瓦製造の深谷工場で製造された。」と記載されていた。
鉄橋を渡るのは東武伊勢崎線の電車。
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下を流れるのは備前堀川。
江戸時代初期、関東郡代の伊奈備前守忠次によって掘削された用水。

 

東武動物公園駅と久喜駅の間にあるここ和戸駅をわざわざ訪れる人は、おそらく稀で、地域の駅といった雰囲気がある。

コンパクトな感じの駅前に、コンパクトカーのタクシーが客待ちしていた。

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