ここからの続きです。
旧資料室道路向かいのすぐ先に見えてくるのが。
亀の瀬排水隧道、
中を少し覗くと、
資料室にあった対策工事の説明パネルにあった排水施設ですね。
そこからこの道標の手前の矢印の方角、文字が欠け落ちていますが峠八幡神社と記されているようです。
ここで右の細い方の道に進みます。
前回の新しくできた地すべり歴史資料室は左の広い方の道のすぐ先です。
ここで道路脇にまた何かあります。
深礎工、
こちらも資料室のパネルで見た地面を固定するための工法のこと、
そのまま金属の杭を打ち込むのではなく、穴を掘り鉄筋で枠を作りそこにコンクリートを敷設していく工法で、現在この工法での深礎杭だけで大小170本設置されているとのこと。
しかし他の深礎杭は覆土されここにある大型の一基を除いて地上からはわからないようになっているそうです。
大きいものは直径6.5mで長さは100m、1本で6000トン支えられるそう。
この杭は長いもので約100m
70mの太陽の塔よりもずっと高く、通天閣とほぼ同じ。
細長く大小あるということなので、
この20m級の4~5両編成が170本並んでいるのを縦にした感じ、
でも直径6.5は電車よりもずっと大きくほぼ単線用シールドトンネルの内径と同じ、
そう聞くと規模が実感できます。
T字路に突き当たったところで右に進むと、
道標にあった峠八幡神社まで来ました。
資料室のジオラマ背後のパネルにも紹介されていました。
亀の瀬から500mの距離。
大阪府と奈良県の県境を過ぎると、
峠を抜けて町に出ます。
川に出ると次の第3大和川橋梁のトラスが見えてきました。