第4大和川橋梁からの続きです。
まず奈良方面に向かう上り列車から、
橋上をこちらに向かって走ってきた電車は渡った直後にトンネルに入ります。
トンネルから出て再び姿を現したところを後追い。
今度は逆方向から大阪方面に向かう下り列車、
このトンネル突入直前にある明神第二踏切の警報音が川を隔てたこちらまでよく聞こてくることから電車の接近がわかって便利です。
踏切からすぐにトンネルに入って、
今度はトンネルを出た直後に橋を渡って走り去って行きます。
途中川面と橋脚を入れるために縦に写してみたり、
川を手前に多く入れてみたり、
ところで第4橋梁に来てからここまで来たのはすべて221系。
その後も、
この場所で約1時間程度いましたが、221系以外現れませんでした。
それでこれから下の画像は後日リトライした分、
別の目的地とセットで再訪した際に写したものになります。
4両編成の221系、
話しの流れ的に同日の体裁で掲載してもよかったのですが、
この前日の雨で明確に川の水量が増えているのと時間の辻褄が合わなくなるのでやめました。
まず前回ここで撮れなかった201系、
トンネルを抜けてきたところを後追い、
そして287系 特急まほろば、
こちらも後追い、
「まほろば」は大阪駅の地下ホームからおおさか東線経由で奈良までを結ぶ季節限定の臨時特急、基本土日のみ、朝の上り1本と夕方の下り1本のみのレア運用です。
ただ、運用こそレアなのですが、イラスト入りヘッドマークの無いこのご時世、
外観は非パンダのくろしおや帯色違いのこうのとり/はしだてと同じで素っ気ない気がします。
使用車両はくろしおと同じ吹田総合車両所日根野支所の287系の3両付属編成。
以前野田駅で撮ったパンダくろしおの大阪方前3両に使用されていた時の付属編成。
パンダに対抗して鹿とか大仏のラッピングを!とまではいかなくても、平城宮や五重塔の図案をワンポイント入れるとか差別化したらいいなと個人的には思っています。
同じ287系を使った阪奈間の通勤ライナーの「らくラクやまと」というのがあるのですが、天王寺経由で途中天王寺と久宝寺と王寺以遠の全駅に停車するのに対し、「まほろば」は新大阪を出ると奈良までノンストップ。(以前は法隆寺にも停まっていた時期もありましたが)
ここで気付いたことが「らくラクやまと」の郡山と大和小泉を除く遠近分離手前の途中停車駅が
天王寺、久宝寺、王寺、法隆寺と全て「寺」くくりになっていて、
また、それぞれの由来となる四天王寺、久宝寺観音院、放光寺、法隆寺のいずれもが聖徳太子により建立されたという共通点があります。
以前紹介したうめきた新駅のホームにあったまほろばの乗車位置案内、外から見るだけでなくそのうち乗車してみたいですね。
じつはこのまほろばが来る直前に、
4両から6両編成が中心の大和路線の中にあってこの特急だけ3両と短いことから、
先行の後追い電車で前3両だけをフレームに収める準備をしていたのですが、
中段の201系の直後に現れたため、焦ってトラスの下部と川面を切ってしまい予行が全く活かせなかったことが悔やまれます。
実はここには以前にも写真を撮りにきたことがあります。
ここのガーダーやトラスがまだ赤く塗られていた頃、
この時はジオラマ製作のためのリサーチが目的だったため、道路や橋脚の写真ばかりで当時まだ在籍していた103系など電車そのものをちゃんと写していなかったことが今となっては悔やまれます。