流鉄 運賃改訂~11(終) | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

流鉄の運賃改訂の11回目です。

 

今回は普通入場券をご紹介して、一連のエントリの最後といたします。

 

流鉄の普通入場料金は2024年4月1日から「130円」から「140円」に改訂され、料金改訂前の普通入場券は活版印刷券でしたが、新料金券の普通入場券は乗車券と同様にオフセット印刷券となりました。いずれも左側が旧料金の活版印刷券、右側が新料金のオフセット印刷券となります。

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

オフセット印刷の普通入場券は、活版印刷の普通入場券と比べて駅名部分の文字がやや小さく、文字の線が太くなっており、一目で見分けが付き、駅名部分の下のアンダーラインはオフセット印刷券の方が長くなっています。

 

 

 

 

 

裏面の社名と発行箇所の拡大画像です。

 

 

上段が活版印刷券、下段がオフセット印刷券で、文字のフォントは微妙に異なりますが、表面ほどの差異は感じません。

 

 

 

 

 

最初に「料金改訂前の普通入場券は活版印刷券」と申しましたが、「幸谷駅」の普通入場券だけは料金改訂前にオフセット印刷券に切り替わりました。

 

 

「料金 130円」の普通入場券でオフセット印刷券が発売されたのは「幸谷駅」の1駅だけでした。

 

 

 

 

 

料金改訂前日の2024年3月31日に購入いたしました普通入場券の券番です。

 

 

 

 

 

 

 

発売枚数が最も多いのは終点の「流山駅」で、次いで起点の「馬橋駅」、JR武蔵野線乗換駅の「幸谷駅」となり、「小金城趾駅」、「鰭ヶ崎駅」、「平和台駅」の3駅の発売枚数は同じぐらいですが、「流山駅」の発売枚数の1/3、「馬橋駅」の発売枚数の1/2にも達しておりません。

 

先に申しましたように「幸谷駅」の普通入場券だけはオフセット印刷券ですが、「料金 130円」の普通入場券が活版印刷券で終了した駅でも、在庫としては「料金 130円」の普通入場券のオフセット印刷券が調製されていたのかも知れません。