久宝寺の駅前ロータリーをホームの東側から、
その昔このロータリー辺り一帯には龍華操車場がありました。
さらに言うとロータリーだけでなく、ここに写っているマンションやスーパーなどの建物ほぼすべてが線路が敷いてあった部分の上に建てられたもの、
また、下り天王寺方面行きのホームは今の駅の位置には無く、この奥の府道が走っているあたりにありました。
このあと電車が何本か通り過ぎたあと、
お茶の京都トレインが引き上げ線から戻ってきました。
到着後さっそく乗り込みます。
最後尾から前方に向かって移動します。
有料特急じゃない普通でトイレを見るとJRに乗った実感がわきます。
座席など車内レイアウトは通常版の221系と同じですが、
中吊りが一般的な広告ではなく版画調の茶畑のグラフィックで統一。
宇治田原町に、
井手町、木津川市、南山城村、笠置町、
中吊りには自治体別にお茶の産地が掲載されています。
たくさんある中吊り、途中から乗客も増えてきたので全部撮ることができなかったのですが、
おそらくこの12市町村のパターンがあるのではないかと思います。
去年の阪神タイガースやちいかわのラッピング電車のようにまわりがみんな写していたら便乗してコンプリートできたと思うのですが、この数枚でもやや憚られました。
(京都府・京都府観光協会HPより引用)
「もうひとつの京都」と題して京都市内だけでなく府内全域の観光需要や地域活性化を促進するためのプロジェクトで今回のこのラッピングもその一環。
また当221系のほかにも、
京都丹後鉄道にKTR801の海の京都トレイン、
JR嵯峨野線に223系の森の京都QRトレイン、
JR関西本線の非電化区間にはキハ120形のお茶の京都も運行されています。
窓上にはお茶に関する「こぼれ話」を紹介しています。
中吊りが寺社別のゆかりうた(和歌)で窓上が平安トリビアだった「びわこおおつ紫式部とれいん」と同じパターンの装飾でした、運行開始はこちらの方が先なので紫式部号の方が倣った感じです。
座席も通常版と同じですが、
座席カバーがすべてお茶仕様になっていて、これだけでも雰囲気ががらっと変わり華やいだ気分になります。
放出の手前から少しの間学研都市線と並走、左のトラスは寝屋川を渡る鉄橋。
城北公園通を過ぎると、淀川を渡ります。
新大阪を通り過ぎると、
再び淀川を渡ります、
京阪電車の野江から京橋が1駅約1キロということからも想像がつきますが、野江からそのまま西に進むと大阪駅まで4キロのところを淀川を往復し新大阪駅を経由し11キロ走って大阪駅に到達するルートをとります。
終点の大阪駅に到着しました。
このラッピング電車もこの日が初めての乗車だったのですが、
おおさか東線を全線通しで乗車したのもこの日が初めてでした。
幕はすでに折り返しの久宝寺行きに、
乗ってきた電車の隣には、
空港特急はるかが停車していました、
9両のはるかと6両の221なので前後離れてしまってますが、ハローキティとお茶の京都の2ショット。
最後に、
久宝寺で撮り逃したホーム進入時の写真のリトライ分を。