今日のお題はKATOのキハ58系旧製品から、
白い車体に赤い帯を巻いたJR東日本の盛岡色です。
随分古い製品なんですがね。
盛岡でキハ58と言えばこのカラーと言うぐらいで。
旧製品の当時は色々とカラーバリエーションを展開していましたが、このスリーブのデザインは比較的新しいものです(と言っても数十年前ですかね)
今はキハ58系のカラーバリエーションはKATO京都店の発売ですが高くてなかなか・・・
セットの中身はキハ58×キハ58の2両編成です。
山田線、釜石線は勾配が多いので2エンジン車の重連で、1エンジンのキハ28の出番はあまりなかったようです。
キハ28にに比べると圧倒的にキハ58の配置両数が多かったです。
値札が付いたままですが、6,500円でしたね。
今のKATO京都店のカラバリが20,000円以上するので、このセット4つぐらいは買えてしまう値段です。
キハ58のM車です。
TOMIXのHG車を買った時にTNカプラーに交換してしまいました。
といっても接着剤で貼り付けただけなんですが、随分昔のことです。
他には無線アンテナを付けたり、幌を付けたりとかなり弄っています。
サイドから。床下機器はまだ黒一色の時代でした。
非冷房屋根のベンチレータは屋根と一体成型なのは当時のスタンダードです。
JRマークは別売りの450サイズです。
当時まだJRマークの別売りがあったのですがね。
ケース裏にJRマークの貼り付け位置が図示されているのは親切です。
屋根はベンチレータが6個並んでいるだけであまり変化はありません。
横顔のアップ。
ボディマウントのTNカプラーは効果絶大です。見栄えの良さ30%増しです。
客用ドアに明り取りの丸窓が無いのは当時のキハ58製品の仕様です。
400番台なので丸窓があるんですけどねー実車は。
細かい形態差はここではスルーしておきます、JR化後のキハ58系は同じ形態の車両を探すのが難しいぐらいなので完成品にツッコミを入れたらキリがありません。
この製品はヘッドライトが標準装備なので、室内に大きな基盤が見えています。
もう一両は少し汚してみました。
ディーゼルカーっぽくなったかな?というか本当に汚れただけ( ´∀` )
ちなみにこの車両は先頭部はKATOカプラーです。
車番はキハ58 629と、(こちらがM車)
キハ58 758の2両編成です。
妻板がちゃんと非冷房の2枚窓になっているところは抜かりありません。
(某社のキハ57非冷房(初期製品)は窓が一つしかありませんでした)
ちなみにキハ28の冷房車ならこんな感じです。キハ58も似た感じなんですが。
さて、キハ58系ではKATO製品の天下が長い間続きましたが、当時はこれで恰好良いなーと思っていたんですが、改めてTOMXIXのキハ58系と比べて見ると、こんなに顔つきが違ったんです。
車体のサイズはまあいいとして、運転台窓の天地方向のサイズが違い過ぎる・・・
並べて見ると違和感ありありで、これが旧製品の違和感の正体でした。
(KATO現行品は窓サイズが見直されています)
なので、TNカプラーに交換したけど併結するのはやめて単独で使用しています。
今はTOMIXのHG製品のキハ58系も発売されていますし、0番台/400番台の作り分けもされています。
いい時代になったものです。
岩手県の山中や三陸海岸を走った盛岡色のキハ58系も懐かしいですね。