「【旅行記】24/5木次線」は後半,5/26編になります.
これまでの旅路
やってきたのは木次駅です.
木次駅の近くにはショッピングセンターがあり,様々な作品が置いてあります.いかに地域の方々が「奥出雲おろち号」を愛していたのかがよくわかります.
「あめつち〜木次線〜」がやってきました.筆者が「あめつち」に乗車するのは,本来の運転線区(鳥取〜出雲市)も含めて初です.
「あめつち〜木次線〜」出雲横田行きはここ木次で10分程度停車します.画像の掲載はしませんが,ホームでは演奏がなされるなど,「奥出雲おろち号」に遜色なく歓迎されていました.
売店が営業しておりますので,どら焼きと緑茶のセット,チーズを買いました.
それでは,多くの歓迎を受けて木次駅を出発します.
乗車記念に「おみくじ」が引けます.内容は出雲神話の神々の紹介です.今回は「少彦名神(すくなびこなのかみ)」を引きました.
これとは別に沿線の案内図なども配布されています.
のどかな情景が広がります.
トンネル区間では二色の光の筋がはっきりと見えるようになっています.
長い直線トンネルで遠くの光を見ることもできますが,こと,宍道方のトンネルを見るのは「奥出雲おろち号」ではできなかった芸当です.
出雲横田行きの便では,木次〜出雲横田の途中駅は停車しません.「おろち号」時代地域の方が総出で歓迎されていた出雲八代・亀高の駅でさえもです.
亀高の駅を越えると勾配はますます急になり,キハ47系では全力で坂を登っていくのですが,なかなか進みません.これは静止画では伝わりにくいシーンです.
乗ること約1時間強,出雲横田駅に到着です.
この列車の木次〜出雲横田は同時刻の普通列車を運休して運転しており,「あめつち〜木次線〜」の木次〜出雲横田の運行においては,車両・乗務員について,JR西日本は一切の投資をしておりません(強いて申し上げれば,きっぷの発売やポスターの作成など,一部の現場担当者の負担が若干増えた程度です).「奥出雲おろち号」の代替になり得ないというのはその通りなのですが,ほとんど投資ができない中,価格帯やサービスが異なり,「奥出雲おろち号」と異なる魅力があるのではないかと思いました.かなり難しい判断であったにも関わらず,キロ47型を出雲横田まで入線させたのはありがたい判断でしょう.
時間の関係で,帰りもこの「あめつち〜木次線〜」に乗車します.
To Be Concluded