IRいしかわ鉄道 延伸開業~7(終) | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

IRいしかわ鉄道の大聖寺~金沢間延伸開業の7回目です。

 

「IRいしかわ鉄道」の延伸開業と、「ハピラインふくい」の開業により、「IRいしかわ鉄道車内乗車券」が改版されましたので、新しい車内乗車券をご紹介いたしまして、一連のエントリの最後といたします。

 

 

 

旧券では「JR北陸本線」だった右上の部分が「IRいしかわ鉄道」となりましたが、全線が開業しても大聖寺~倶利伽羅間をまとめて記載せず、金沢で分断して金沢~倶利伽羅間と西金沢~大聖寺間に分けて記載しており、石動からの「あいの風とやま鉄道」と牛ノ谷からの「ハピラインふくい」の駅名が連続するようになっています。

 

「ハピラインふくい」の駅名は福井までは各駅、福井からは主要駅の記載で、「JR北陸本線」の時代は美川~小松間の駅は省略されておりましたが、自社線となった事により西金沢~大聖寺間の全駅が記載されるようになり、所載駅名が大幅に増えたため券の上下方向のサイズが大きくなりましたが、それでも「JR七尾線」の駅名は本津幡~羽咋間の3駅が削除され、「のと鉄道」の記載は無くなりました。

 

発着欄に記載された数字も振り直され、左右に分けられた金沢~倶利伽羅間と西金沢~大聖寺間の数字は連続しておりますが、駅名の記載順序通りに付番されているため、「15」の倶利伽羅の次の「16」は西金沢に飛んでいます。また、旧券での番号の付番は記載が省略されている駅も含まれており、記載が省略された駅の分だけ番号が飛んでおりましたが、今回の券からは記載が省略された駅の付番は考慮せず、券面記載の駅だけで付番されるようになりました。