ネットを見ていたら、「プレジデント・オンライン」に、「みどりの窓口削減計画」はなぜ失敗したのかという記事が掲載されていた。
私もJR東日本のみどりの窓口削減について、先月記事を書いた。
今日アップされたものは、鉄道ジャーナリスト、都市交通史研究家という肩書きをもつ、枝久保達也氏によるものであった。
詳しくはプレジデントオンライン直接ご覧頂きたい。
無料で読める記事であった。
1から6まであり、内容も豊富である。
さすがに詳しく分析されており、枝久保氏が埼玉県の大宮から長野県の岡谷まで行く際、えきねっとがいかに使いにくいものであるかを詳しく分析されている。
そんなバカな行き方はしないなというものであっだ。
私は以前、札幌から新函館北斗まで、函館本線山線経由で走るキハ183系「ニセコ」が探しにくいことを書いた。
乗り換え検索サイトでもあり得ない経路が出てくるように、えきねっとにもそういうものはよくある。
えきねっとは何かと使いにくいことがある。
ちょっと間違って戻ると、内容がクリアされて再び入れ直すことになる。
気が利かないと腹立たしくなる。
大人の休日切符で指定を取る場合も、知らないとうまくいかない。
これも困る人は多いだろうし、呆れたのは使い方を教える立場で販売機の前にいた係員もよくわからないので、呆れたことがあった。
枝久保氏は「乗客側の「知りたい」「買いたい」ニーズと一致していないからだ」と述べている。
まさにその通りである。
最近(2020年から)は「話せる指定席券売機」が導入された。
以前ここで批判した某駅のみどりの窓口は閉鎖され、自動券売機になった。
あれだけ並んでいた多くの私より年上の人たちはどうしたのだろうと思った。
今生活している地方の駅にもみどりの窓口があった。
若い駅員がテキパキと対応してとてもよかった。
今はみどりの窓口がなくなり、券売機が2台並んでいる。
「話せる・・・」方は相変わらず並ばない人が多く、年配の方は必ずトラブる。
こちらは長く待たされる。
以前の方がよかった。
普通の券を買うときには行列が一般乗車券側に並ぶ。
話せる方でも買えると、駅員が出てきて誘導する。
列車の本数が少ないので、買う5分ほどの時間に集中するようだ。
早めに駅についたのでよかったが、危うく乗り遅れそうになった。
人員削減はわかるが、民営化されてから気軽に切符を取るのが面倒になった。
四国に行くには最大4社が関わるし、サンライズはえきねっとでは取れない。
東海、西日本にもえきねっと的なにものがあるが、パスワード入力が面倒である。
何だったか忘れている。
これも以前パスワード地獄の記事に書いた。
この問題も落ち着くにはJR側の努力は足りないと私は見ている。
まだ時間がかかるだろう。
鉄道技術の素晴らしさは世界的であるが、こういう面はまだまだだ。