ピンクのハローキティを見送ったあと、もうひとつの編成が来るのを待ちます。
新幹線のホームから地下鉄御堂筋線の新大阪折り返し便の引き込み線が見えます。
30000系が入ってきました、箕面萱野延伸開業のヘッドマークが付いています。
そのあともホームから新幹線を眺めます。
さくら、みずほに使用されるJR九州のN700、
のぞみをはじめとする東海道新幹線のN700との違いは16両から8両に短編成化、
また座席が東海の2+3の横5列に対しグリーン車じゃなくてもこちらは全車2+2の横4列。
外観では西日本と九州を繋ぐロゴマーク、
この写真では伝わりにくいですが薄青色のボディカラーは有田焼や伊万里焼など九州の伝統工芸品である青磁をイメージしたもの。
そうこうしているうちに、
回送984の文字、
24番線に来るということなので、お向かいの25番線に移動します。
Not in Service
その間にも続々と入れ替わり発着していく列車。
そこにようやく現れました。
鮮やかな黄色い車体、
しあわせのドクターイエロー、
見ると幸せになるといいますが、
これは普通に駅や沿線で偶然遭遇した時のことを意味していると思うので、意図して見に来た今回は適用範囲外かも知れません。
検査用車両なので窓が少ないレイアウト。
ドクターは線路や架線の検査をすることからついた愛称、定期健診をするお医者さん列車ということですね。
ところでこのフロントマスク、
さっきから頻繁に発着しているN700ともハローキティの500とも違う顔をしています。
ベースになっているのはこちら、N700の先代にあたる無印700系。
2020年に既に引退していて、この画像は2015年のEVA新幹線の時に撮影したものです。
このあとすぐに鳥飼車両基地に入るため停車時間もそんなに長くないので急いで前に回ります。
16両用分あるホームに7両のイエローなので目の前を通り過ぎるやはるか前方に停車。
新幹線は在来線に比べて端から端までの移動が遠い。
うしろから順番に連結部分を撮りながらといいつつ慌てていたので5・6が抜けてますね。
ようやく京都側の前方まで来ました。
隣のホームの前方いっぱいに停まっていたため停車中の前からの絵は撮れませんでした。
前方から後方に向かって、
すぐに発車時間が来ました。
このあと鳥飼車庫に入ってふたたび約2時間後に午後の検診に戻ってくるのですが、
長くなるのでここで撤収します。
新幹線改札を出て在来線ホームへ、
321系須磨行き普通列車に乗車、大阪駅で関空快速に乗り換えて帰路につきました。
最後にいつものNゲージ比較。
上3列はこの日見た車種で、一番上段からドクターイエロー923形、N700系、ハローキティのベースの500系、
下2列は今は博物館でしか見られないレジェンド、100系と0系。
展示台に収まらない都合で各5両だけ乗せていますが、各6~8両のブックケース入り、いずれもKATO製で古いロットです。
N700だけ当時魔がさして16両フル編成揃えています、うちにあるNゲージでおそらく最長編成です。
検査車両のイエローは別として、白基調のJR東海カラーの中で500系だけJR西日本のグレー基調の渋さが際立って見えます。
色だけでなくジェット戦闘機のコクピットのようなデザインは東北、北陸、九州と新型が出揃った今でもまったく色褪せることなく一番いけていると思います。