番外 九州では日豊線の海沿いの区間において見られています、波をかたどった標識でもある、「波標識」 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)


 
 日豊線は、ご紹介しておりますように、区間によりましては平地の区間あれば山沿いの区間、そして海沿いの区間もあるなど、列車からの車窓を見ましても様々な姿を見る事もできております。
 
 特に、区間によりましては周防灘・別府湾・日向灘・太平洋、そして鹿児島湾など、進行方向左側もしくは右側を見ますと海の姿を伺う事ができるようにもなっておりますので、海沿いを通る際には天候がいい時など特に気持ちのいい姿をも伺う事ができるのではないかとも思います。
 
 実際に、以下にあります画像は大分県大分市と別府市にまたがります、西大分~東別府間の車窓でありますが、この区間には画像のようにくぼんだ別府湾がよく見えておりますし、さらに見ますと、別府市内やこの先に見えます山々の姿をも見る事ができるなど、上の画像1にあります815系電車の前面であるならば詳しく見る事ができております
 
 
 そんな西大分~東別府間やその先の海沿いの区間では画像のような波をあしらった標識が設置されておりまして、運転士に注意を促しているような姿を見る事ができるようになっておりますのでここで皆様にご紹介してまいります。
 
 (亀川駅にて)
 

 この波をあしらった標識は、「波標識」でありまして、台風時による高波、あるいは津波に想定しました標識ではないかと思われますが、やはり、場所から考えましても海沿いである事を思えば、それでも注意を促す事を思いますと、見ていてわからなくはないような標識であるようにも思います。
 

 実際に、画像が日豊線の区間内にに見られます標識でありますが、やはりこれらも海に近い所にありますので、よりそう言った姿が見られるのもわからなくはないのではないでしょうか。
 
 (西大分~東別府間)
 
 (別府大学~亀川間)

 このような波標識は、調べますと紀勢線などの路線でも形を変えまして存在しているようです。やはり、こちらの場合は太平洋側と言う事もありまして、地震・津波があった際には特に気をつけないといけない場所でもありますのでわからなくはないでしょうか。
 

 ちなみに、画像2の787系電車(4両編成)におきましても車内には津波などの災害時のマニュアルのファイルが各座席に設けられております。こういった事でもしも何かあった際の対応ができている事が伺える所でもありますし、現在は普通・特急列車合わせまして全区間に渡りましてワンマン列車としてでも運行されている日豊線でもありますので、そう言ったマニュアルがあるのももしもの場合を思いますとわからなくはないとも思います。
 

 今回は、日豊線にあります「波標識」に関しまして皆様にご紹介しましたが、私自身、最初この波標識を見た際に「この標識は何?」とさえも思ったほどではありました。けれども、よく見ますと波の形となっておりますので、ご紹介しましたように地震・津波等が発生しました際におきましてはなくてはならないものではないかとは思います。そう考えますと、標識自体青く細かいようなものでありましても、実は大事なものである事には間違いない訳ですので、ご覧の皆様の中にはご存知でなかった方々もいらっしゃるのではないかとは思いますが、今後乗車されました際などにでもご覧になっていただければとも思います。