龍ノ口渓谷を超えて八木山動物公園方面へ。
八木山動物公園駅からはバスで長町へ出るつもりでした。
しかし、所要時間を本数を考えると地下鉄で行った方が早そう。
というわけで仙台まで戻って乗り換えて、富沢駅に降り立ちました。
住宅街の中にある高架駅。地下鉄南北線の終着駅ですが、線路は富沢車両基地まで続いています。
車両基地は、駅から歩いて15分ほどでした。この敷地内にある仙台市電保存館が目的地です。
ただ、入口がわからない。入口には柵があって、厳重に閉まっています。
5分ほど右往左往した結果、東側に入口を見つけました。
大きな看板もありましたので、私が歩いてきた道と探し方が悪かったみたいです。
仙台市電は約16kmの路線を持ち、仙台中心部の環状線に4本の支線を持っていました。
1926年開業時から一貫して公営で、1976年に廃止されました。
仙台市電保存館は1991年開設。入館料は無料ですが、スタッフの人が何人かいて、来館者に細かい対応をしているのが印象的でした。
ここには3両の車両が保存されています。
マスコット的な存在のモハ1。1925年製で1976年の市電廃止時のお別れ列車としても運転されました。
モハ100は左右非対称の前面が印象的です。
モハ400。415号車は1963年製造の仙台市電最後の新造車です。
屋根の上。
小さな博物館ですので、くまなく見ても30分程。
富沢駅に戻りました。
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