こんにちは!
今回は東京メトロ05系に関する記事を書いていきたいと思います。
05系前期車最後のB修工事に入場していた05系の05‐124Fですが、昨日深川工場において、B修繕が行われた状態で留置されているのが確認されました。このB修繕を以って、05系前期車が完了したということになります。05系のB修に関しては05‐114Fの更新が2012年頃に行われ、その後も続いていきました。途中、コロナ禍の際に、3編成ほどB修が行われない状態が続いていましたが、その3編成もB修が行われ、およそ10年ほど続いた05系のB修が完了することとなります。05系前期車の最後の編成である05‐124Fは、5000系のステンレスをリサイクルして製造された「アルミリサイクルカー」であり、そのことを示す「ALステッカー」が貼られていました。そのステッカーがB修後も継続さるのかが一つ注目されていましたが、無事残置ということです。05‐124Fの特徴が継続されて良かったのではないかと思います。今後、ATO改造や検査などを行った後に、深川を出場して運用復帰という流れになるでしょう。復帰までにはもうしばらくかかりそうですね。
未更新時代の05‐124F
05N系
05系前期車の更新が完了したということで、いよいよ05N系の番になります。05N系については既に8次車~10次車(1999年製~2001年製)の車両たちのB修部品の入札が完了しており、数年中にB修が始まることが明らかになっています。同じ時期に入札がかかっていた08系が2025年度以降B修開始とされていましたので、05N系についても2025~2026年辺りからB修が開始なのではないかと思います。ここで気になるのが、05N系の修繕内容です。もちろん足回りなどの更新は行われるでしょうが、更新内容が一部省略される可能性があるのかどうかという点が気になりますね。なぜそのように考えるのかと言いますと、コロナ禍後にB修がスタートした9109F以降の9000系のB修において、ドアや座席の袖仕切りなどの一部部品の交換が見送られているのですね。05N系はそもそも大型袖仕切りですので、こちらの更新は行われないとしても、ドア交換などが見送られるのか、こちらが気になる所ですね。05系前期車のB修はコロナ前の入札であり、コロナ後にリニューアルされていても、内容自体はコロナ前の計画で動いています。しかし、05N系はコロナ禍後の計画でしょうから、一部の更新が省略されるのか、注目ですね。特にドア交換の有無は気になる所です。
05系B修完了とともに、05N系の今後も気になる所ですね。
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