2024.4.19 あしかが大藤新宿号、185系C1編成で運転〜そして最終章へ?⑤ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて昨日、待望の夏の臨時列車について発表がなされた。

気になる185系については、7月に「谷川岳もぐら/ループ号」の設定が2回あるが…

それ以降、それ以外の設定はなく、横浜支社の「185」の設定もなくなった。

薄々予感していたことが、いよいよなのか?との思いがいよいよ現実として強く見えてきた。


それもあって、今回のように余裕ある時に動きを仕掛けておいて正解だったなとつくづく思う。

まぁそれでも、どうしようもない奴らはあちらこちらにいるけれどもね。


255系も、辛うじて夏臨に命脈が繋がったと取れるが…

さてどうなるだろうか?連日代走が続く定期列車も含めてね。

まずは来月末までにかけて、あれこれと仕掛ける余地は残っている。



11:55。

あしかが大藤新宿号は、あしかがフラワーパークに到着した。

1年ぶりのあしかがフラワーパーク駅。

ここに今度は、緑帯のC1編成がやってきた。

両毛線内という広い括りだと、一般営業運転は四半世紀ぶりくらいのことになるのだろうか。


ここで大勢の利用客が一気に降り、設定意義に適った利用傾向だったのだなと初めて気づく。


0番台への塗装という“復刻テイスト”ではあるものの…

それでも昔日を偲ぶには十分な雰囲気。

B6編成とは違う「特急」の幕もまた味なものであった。


あしかがフラワーパークを出てから、一気に車内は静寂が訪れた。


リニューアル以来、多数の乗客の旅をサポートしてきた座席たち。

その使命も、そろそろ終わろうとしているのだろうか?


…そして、12:02。


足利駅に到着。


今回の旅は、ここで終了!


昨年は桐生まで客扱いしていたが、今回は短縮され足利発着に。

よりあしかがフラワーパークへの利用を意識した列車設定であった。


国鉄時代と違ったのが、ATS表記。

P型とSN型となり、SN型には●マークが。


それさえ除けば、国鉄時代にタイムスリップした雰囲気。


その勇姿に、ここ足利まで乗ってきた多くの乗客がカメラを向けた。


程なくしてドアは閉められたが、回送発車までまだしばらく猶予があった。

なお回送先は、昨年までと同様に桐生(下新田)である。


新宿や大宮のようなピリつき感もなく、穏やかに推移を見守る空気があった。

少なくとも自分は、そう感じて気持ちを緩めていた。

その緩みが、後々ちょっとばかりペースを上げて走り過ぎてしまうことになっていく。


12:09。


185系C1編成とは、ここで一旦お別れとなった。

ここから約3時間、復路までは身体が空く。

不意に向かったエレベーターでの邂逅から、ちょっとばかり動きが変わり…