快速湯けむり号に乗りました。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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2020年7月から運転を開始した快速湯けむり号は車両の老朽化によって運転が終了したリゾートみのりの後継車両となります。

 

運転区間は仙台~新庄間、小牛田から陸羽東線を経由していきます。

 

使用車両はキハ110系2両、全車指定席で専用のラッピングが施されています。

 

このキハ111・112形0番台(キハ111-3・112-3)は1991年に盛岡客車区(現:盛岡車両センター)に新造配置され、主に釜石線で運用されていました。

 

 

 

2021年3月に小牛田運輸区(現:仙台車両センター小牛田派出所)へ転属となっているのですが、実は2020年に乗車していたのが偶然にもこの車両でした。

 

 

釜石線の快速はまゆりは急行陸中として運転されていた経歴もあったせいかリクライニングシートを備えたキハ110系が投入されており、小牛田への転属にあたって、内装はほとんど変わっていない様子でした。

 

レトロラッピングは鉄道開業150周年を記念して、鉄道開業当時の客車が『110形蒸気機関車』に牽引されていたのにちなんでものです。

と言っても、雰囲気はリゾートみのり時代を意識したようなものに見えました。

 

 

 

ダイヤはほとんどリゾートみのりと変わっていません。

仙台を9時半に出発し、新庄には12時半に到着。

戻りは新庄を15時に出発し、仙台に18時前に到着という流れです。

鳴子温泉に日帰りで向かう人、陸羽東線沿線で夕方まで観光し帰宅する人、山形県内で観光し鳴子に宿泊する人には使いやすい時間設定になっています。

 

この列車では車内販売がありました。

アルコールをはじめとしたドリンクやアイスクリーム、おつまみが販売されており、仙台行は途中で長時間停車する箇所も無いため、そこそこな売れ行きだったように思います。

 

また、観光列車で運用されることを考慮して、無料のWi-Fiもあります。

 

リゾートみのり時代に比べるとダウングレードしてる感はありますが、新庄や鳴子から仙台方面へ鉄道で向かう場合には必ず乗換が必要となってくるので、乗換なしで行ける列車にはそれなりの需要と魅力があると感じます。

 

乗車したのは土曜日だったので、紅葉でもないシーズンなので乗車率は30%くらいでしたが、日曜日であればもっと乗車率は上がってくるのかなと思います。