周りの複雑な空気は察知している。
それが今の185系にまつわる実情なのだ、と。
何においても“潔さ”は必要なのだろうか、とも。
それでも、まだ周りが見えないというか、敢えて見ないという愚者も、また一定数いてー。
浦和は10:26所定のところ10:29と、詰めるどころか3分に遅れが増大していた。
やはり、前の列車の詰まりがまだ影響していたのだった。
駅は高架化され、湘南新宿ラインも停車するようになって利便性が大幅に向上した浦和駅。
プライベートで利用する機会は多いが、昨年高校同期の飲み会が浦和でセッティングされた時は
さすがに「ちょっとうちからは遠いぞ!」とごちたのだがw
15両編成も停車できるホームに6両は短く、また寂しい。
かつて14〜15両編成で大きな顔をして走り続けてきた形式だと、尚更である。
さて、次の大宮も3分遅れ。10:35頃の到着。
ここで、事件が起きた。
明らかに点字ブロック外で撮っていた小学生に注意をしたら、逆上してきた!
そっちは点字ブロック踏んでるじゃないか!
って、意味不明な返しw
謝りもせずに逆上してきたことに、呆れてしまった。
まぁ、撮影の過程で踏んでしまったタイミングが僅かながらあったことは認める。
だからって、堂々と(必要ないはずなのに)出ていることが免罪符にはなりはしないんだよ!
自分がやっていることを全肯定した発言に、思わず失笑してしまった。
まぁ、そうやってもいいのだろうとの悪い大人の見本を近くで見せられてもいるのだろう。
あと、停車時間も短く、乗り遅れたらそれこそ癪だったから言わなかったが、
お前、学校はどうした??
数年前もそうだったが、明らかに平日なのに写真を撮りに来ている小学生がいた。
怪訝に思って聞いてみたら「学校は登校拒否している」との由。
登校拒否に至った理由なぞは問わなかったが、だからと言って撮り鉄しているのはどうなのか?
それを認めてしまっている親もまた親、その親にしてこの子ありーと感じるのだが。
なんか色んなところが歪んでしまっているなと強く失望した、大宮でのやり取りであった。
そんなことはあったが、大宮を発車し宇都宮線を北上していく。
昨年同様ここからあしかがフラワーパークまでは時刻表上ではノンストップになる。
煩わしい車内の動きが少なくなるのは、喜ばしいことである。
天気は実に気持ち良く、ここから快調に飛ばしていく。
それにつれて、眠気も誘発されてきて…(_ _).。o○
久喜もあっけなく通過。
こちらも動きが気掛かり、な東武鉄道10000系も。
昨年の今頃は東上線を中心に随分集中記録に取り組んだが、さて今年は?
そして、いつのまにか遅れはすっかり回復。
順調にかっ飛ばし、小山には11:11頃到着。
これまた1年ぶりの両毛線に入り、交換待ちをしながら着々と目的地に歩む。
JR東海管内では減る一方の211系。
こちらも一時は減る一方であったが…
近年では手直しを受けつつ、まだもう少し頑張るようである。
所々に新緑が眩しく、また窓を開けると風と走行音が心地好い。
救急車殿、ちょっと申し訳ないとも思いつつ(/ _ ; )
富田ではさらに7分も停車し、2度目の交換。
どちらも時代に応じた手直しは受けてきたが、れっきとした国鉄型の末裔。
107系はいなくなってしまったが、まだまだノスタルジーに浸れる稀有なエリアである。
もっとも、107系は上信電鉄に“第三の働き場”を見出し元気に走っているが。
最近になり元西武鉄道101系の500形501Fが、西武時代のカラーに復元されたという報もあり
北関東もわざわざ足を運び直したいトピックがいくつかありそうだ。