2011年6月に世界遺産に登録された平泉、その中心的な存在となるのが中尊寺です。
中尊寺の創建は850年ですが、最も有名な中尊寺金色堂は1124年に奥州藤原氏初代である藤原清衡によって建立されたと言われています。
アクセスとしては東北新幹線の一ノ関で降りて、東北本線に乗り換えて、最寄り駅の平泉駅で降ります。
平泉駅から中尊寺までは1.4kmあるので歩けないレベルでは無いですが、ちょっと遠いので巡回バスに乗った方が良いでしょう。
私が住む仙台からだと高速道路を使えば1時間半ほどで到着するので小旅行にはちょうど良いです。
中尊寺金色堂を見学するのにあたって注意点が2つあります⚠
- 入口から金色堂までは登り坂
- 金色堂は撮影禁止
まず中尊寺は山の上にあるので、入口から全て上りです。
時間にすると10分くらい掛かるので、足腰に自信が無い方は注意してください。
なお、山の上から見る景色は良いです。
もう1つ、金色堂内部は撮影禁止となっています。
京都の金閣寺のように綺麗な景色を撮りたいと思って訪問するとがっかりしてしまう可能性があるので目に焼き付けるようにしましょう。
しかもガラス越しなので私も初めて訪れたときは結構がっかりしてしまったのを覚えています。
金色堂の写真としてよく紹介されるのは覆堂と呼ばれる鉄筋コンクリート造のもので1965年に建てられています。
それらの注意点を考慮に入れつつ中尊寺金色堂ってどうなのって言われると一生に一度は見ておく価値はあると思います。
まず東北地方にはこういった歴史的な建物が少ないです。
理由は簡単で実力のある有力者が少なかったという訳で、そんなド田舎である平泉に金箔で出来た建物を作って、短いながらも繁栄させた奥州藤原氏ってのは凄いんだなって実感できます。
あとは良くも悪くも世界遺産という観光地として最上級の評価を受けている割に人が少ないのでゆっくり見れます。
金色堂の中に入っていった際、日曜日にも関わらず一緒に行った我々のグループしかいなかったレベルなので平泉町には申し訳ないのですが、穴場スポットとしてオススメできます。