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駅改良で列車の増発により羽田空港アクセス強化へ

京急電鉄は2024年5月10日、グループ第20次総合経営計画を発表。その中に、羽田空港第1・第2ターミナル駅と品川駅の改良により、空港線の列車本数を増やす方針を盛り込みました。

 

 羽田空港駅の改良では、ホーム終端部で途切れている線路を先へ伸ばし、引上線を新設します。これにより、乗務員交代や点検といった列車の折り返し準備を引上線でできるようになり、羽田空港着の続行列車をホームに短時間で入れられるようになります。
 
 品川駅は、連続立体交差事業により現在の「2面3線」から「2面4線」となる見込み。羽田空港駅と品川駅の改良を合わせることで、空港線では1時間あたり片道3本の増便が可能となるといいます。

 羽田空港駅の引上線は2030年頃の供用開始、品川駅の連続立体交差は2029年度の事業完了になるという。

 

 両駅の工事が終われば、空港線の列車が増え、アクセスの向上が図られるという。