静岡を早朝に出発し、蕎麦を求めてはるばる松本駅までやってきました。現在時刻は10時半過ぎで、食事の時間としては中途半端ではありますが、さすが本場の蕎麦どころ。こんな時間でもいくつか営業している店もあり、その中で事前に目星をつけていたイイダヤ軒に入店します。

 

 

看板の『駅そば』がイイ感じですね。

 

さっそく入店すると、先客はおっさんが1名。雰囲気から察するに、私と同じように旅行者のようでした。そして温かい山菜そばとハーフサイズの山賊焼きを注文。

 

 

山賊焼きに関しては、調理済みのものが再加熱もせず出されたので評価対象外としてw 出てきた蕎麦はビジュアルも美しく味も悪くなし。これで\460ならじゅうぶんに満足いくかと思います。

 

ちなみに私はこのブログでは、食べ物の写真をアップしないことを1つのポリシーにしていますが、今回に限ってはテーマ自体が『蕎麦』ということで、例外としてあげることにしました。まぁグルメに関しては、私なんかよりも目も舌も肥えた方たちに任すとして・・・ おそらく今後も登場することはほとんどないでしょう。

 

そんな山菜そばを10分かからずに平らげ、店をあとにします。その後も何人か来店があったことを見ても、人気店であることがうかがえました。

 

さて、とりあえずは第一の目的は達成ということで、次の目的である小海線を目指すことにします。ついでに未乗のまま残っていた、しなの鉄道篠ノ井駅小諸駅間も乗っちゃいましょう。実を言うと計画前までは、この区間が未乗であることをすっかり忘れていました。静岡からもそんな遠くないのになぜ? 自分でも今の今まで放置してしたのかよくわかりませんが、とにかくこれで完乗路線も1つ増えることになります。久々乗車の小海線と併せ、まさに一石二鳥ですね。といっても、こんなのを一石二鳥なんて考えるのは、私くらいですけどw

 

構内へ戻り、松本発11時30分の長野行き普通列車で、しなの鉄道の起点篠ノ井駅を目指します。

 

ただ発着ホームへ来たは良いものの、どこで待っていればいいか案内が不十分でよくわかりません。最近は改善されつつあるものの、JR東日本管内ではたまにこうした駅に出会います。まぁそれなりの事情もあるだろうし、格別混み合う路線ではないので、とやかく言うのもよくないことは重々承知ではありますが、あまりいいことではないのではないかと個人的には思ってしまいます。どうすればいいかわからないって、これに限らず不安になっちゃいますよね。

 

それでもやってきた2両編成のうち、1両に2つしかないBOX席を確保し、定刻に松本駅を発車。閑散時間帯とはいえ長野県内の2大都市を結ぶ列車とあって、わずか2両ではほぼ満席でした。う~ん、これまた不満で申し訳ないですが、両数か本数を増やしてもらえるとありがたいけどな・・・ おっと、これは楽しい旅の記事だった!これ以上はやめときましょう。

 

篠ノ井駅まではおよそ1時間。静岡にいては味わえない車窓を、しっかり楽しもうと思います。