投手戦を制す



前日、9-2からの大逆転負けを喫したタイガース。さらに首位陥落。

前日は、虎友さんたちもたくさん行っていたようで、チームはもちろん、前日悔しい思いをした虎友さんのためにも今日はリベンジをしたい試合でした。


今日のタイガースの先発は「日曜日の男」、才木浩人投手。村上・大竹・伊藤将司・才木と若手の先発投手の中でも今年1番安定している投手です。

今年のタイガースはなかなか昨年のように打線が機能せず、打低投高の状態が続いています。

昨日の9点は強い風も影響しての大量得点なので、そろそろ打撃陣には目覚めてもらいたいところです。


3回表、2アウトから投手の才木が四球で出塁。

続く、今日1番に入った井上がヒットで続くと、応援団が早くもチャンステーマを演奏する中、2番中野がタイムリーで、タイガースが先制。


その後、タイガース先発の才木とベイスターズ先発の大貫の投手戦。


シェルドン(ノイジー)のフェンスに激突しながらの捕球や、中野の背面キャッチなど、野手のファインプレーも才木を助けます。


唯一のピンチの7回裏もノーアウト1・2塁の場面アメリカから出戻りの筒香を併殺、続く桑原をセカンドゴロに打ち取りピンチをしのぎました。



8回表も才木が打席に入ります。

リリーフ陣も良い投手が揃っているタイガースですが、この日の才木を上回る投手はいないでしょう。



最終回のマウンドに立つ才木投手。

長身で大柄な右腕が頼もしく見え、また完封勝利への期待も膨らみます。


最後は、1塁に走者を置いてベイスターズの4番牧との一打サヨナラの場面でしたが、キャッチャーフライに打ち取り、128球9回4安打の完封勝利を飾りました。

まさに、「虎の子の1点」を守り抜く気迫のピッチングでした。



昨日の乱打戦から一転、0の並ぶ気持ちの良いスコアボードです。

相手の大貫投手も8回2安打1失点の好投で、息を呑む投手戦でした。



残念ながら、私の推しのサトテル(佐藤輝明)はスタメン落ちの上、代打が出る場面も無かったので出番はありませんでしたが、私の今季初のハマスタで「とらほー」することができました。




もちろん、ヒーローインタビューは、完封勝利の才木投手。

第一声「あのーもうちょっと点取って欲しいですね(笑)」と、スタンドが大爆笑しましたが、確かにこの日はタイガースは2安打。さらにホームを踏んで得点を挙げたのは才木投手自身でした。


昨年は、ほぼ不動のスタメンで「アレ」したタイガースですが、今年は打線がふるわないため、岡田監督にしては珍しい試行錯誤のスタメンの状態なので、早く打撃陣に目覚めてもらいたいものです。


近本・中野は調子が良いので、クリーナップを打つ大山・サトテル・ノイジー・森下の奮起と、彼らを脅かすような(前川)右京・井上の成長も期待したいところです。



ナイターで讀賣も負けたので、1日で首位を奪い返しました。

今度こそ、抜かれることなく「アレンパ」に向けてタイガースには突っ走ってもらいたいものです。



5月12日(日)横浜

DeNA 0-1 阪神◯

勝 才木 4勝1敗0S

負 大貫 2勝4敗0S



試合に勝ったので、ご一緒させていただいた虎友さんと打ち上げの前にタイガースショップ横濱店に寄って、横濱店限定の新商品「勝利のスタンプ」を買いました。

勝った試合のチケットの裏に押したり、カレンダーや手帳に勝った日は押したいと思います。

カレンダーが「勝利のスタンプ」でいっぱいになって、タイガースが「アレンパ」できますように!