2024.4.13 臨時特急「185」伊豆急へ!⑨「本当の別れ」まで記録粛々。この先もご安全に! | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

本当の別れは、いつになるのだろう?

そんな不安感と危機感が、久々に身体を動かした。

その推進力は、さらに先へ。



13:33、伊東着。

1時間2分に及ぶ、伊豆急行線の旅は終わった。

幾度となく行われてきた乗務員交代は、スムーズに引き継がれていく。


後腐れや未練などなく、僅か1分ほどの停車で伊東を発車。


ここから先も、通り慣れた道。


時に睡魔に負けながら、かつて辿った線路を走っていく。


前までと違うのが、熱海で乗降ができないこと。

このあたりが、ストレート過ぎる列車名と列車設定目的の特殊性が垣間見える。


走り始めてから街並みはあちらこちらで変わり、走る電車もあちらこちらで変わった。

元号も昭和、平成、令和と変わった。

総理大臣は何人変わった?w

※代数で言うと32代、計21人


さまざまな世相を眺めながら、走り続けた。

それは、乗っていた人がいろいろあった日も。

定期運行が終わってからは、その走る回数は減った。

一方で、走る範囲は大幅に増えた。

この週末は、新潟まで団臨で遠征があったそうである。


しかし、残る185系はわずか12両まで減った。

今回乗ったB6編成と、新幹線リレー号由来の緑帯が復刻されたC1編成。

編成個々の由来を考えると、本来は塗装が逆じゃなかったのかとも思うが…


なんてことを考えながら、伊東から1時間25分。

1本前の定期「踊り子4号」なら熱海、湯河原、小田原、大船で客扱いして1時間20分。

しかも、熱海では修善寺からの編成と併結する時間を含めだから、いかにのんびり気味か。


4月13日14:59。

そんな淡々とした旅をついに終え、しっかり定刻で横浜駅8番線に到着した。


設定が設定だけに、往路同様レアな副本線での客扱いに。

かつての普通列車運用で、発着したことはあったのだろうか?

(根府川の中線には入っていたが)


往路の時ほどではなかったが、185系到着とともに再び賑わいが。


東京方に回ると、それはより顕著に。


毎回、見るたびに思う。


あんた方、定期運用終わるまで何してた?


ここにきてつくづく思う、日々の記録の重み。

身近であればあるほど、どれだけのスタンスでやれていたのか。


…だが、そんなしんみりしている暇は、実はほとんどなかった。

15:04。


到着からわずか5分で、あっさり回送。


まぁ、横浜のど真ん中でずっと停車していたら色々危険だよな。

それを考えたら仕方ないけど、あっという間に現実に引き戻された。


とりあえず今日現在、残り運転設定日は4回。


伊東発着が5月29日と6月12日。

伊豆急下田発着が5月18日と6月29日。


また足を運ぶかどうかは、現状では未定というしかない。

並行案件もあるし、そもそもこれまでJR線内を中心に記録は尽くしてきたから。

今回も懐かしい路線で、最後の気持ちでゆっくり堪能できたから満足である。


そして、これから記録に取り掛かる皆様へ。

とりあえずは、この先もご安全にとだけ言っておきたい。


…そして自分は、この4月、勢いに乗じてさらに記録を積み重ねていくことに。


Comming Soon!