只今、2014年8月31日、午後1時16分。
普通列車と快速列車を乗り継ぐ「北海道ぐるっと乗り鉄旅・目指せ2日で1,000km!」は2日目を迎え、網走発遠軽行普通列車(4662D)は北見駅1番ホームに到着。
そうだ! 車窓から見た「玉ねぎ列車」を撮りに行こう!
レッドベアー(DF200)は力強そうだな~
次の写真は、2017年夏に北見駅で購入した「JR北海道・わがまちご当地入場券」。
裏面にはいろんな「北見市の日本一!」が掲載されているが「玉ねぎ列車」は輸送の要。石北本線の将来を論じる際、重要なキーワードになっている。
発車時刻が迫ってきた。キハ40を先頭側(反対側)から撮りたかったが、ここで乗り遅れたら一大事。まずは列車に乗ろう・・泣
ちなみに反対側から見ると北見駅のホームの全容がわかるんです。駅舎は左側にあって、右側の建物は「北見市立中央図書館(2015年建設)」。
この写真は午後2時18分の北見駅。
左側1番ホームに停車しているのは札幌発網走行「特急オホーツク3号」で、この旅では後に、留辺蘂駅で列車交換。右側3番ホームに停車しているのは、遠軽駅で先を譲る網走発札幌行「特急オホーツク6号」。この先での出会いが楽しみだね。
次の写真は、この旅日記に登場している網走発金華行普通列車(4652D・キハ54(1~2両目)+キハ40(3両目))。
カメラのバッテリーを気にしてあまり写真を撮っていないので、金華駅までは4652Dからの写真を中心にして車窓の景色をご紹介します。
ちなみに4652Dの3両目の車内は・・
うわ~!ガラガラ。これ以上の贅沢な環境はない。
普段は高校生の通学列車。夏休み期間中の8月初旬なら、やはりこうなってしまう。
経営を考えると申し訳なく思うが、最高の乗り鉄旅になるのは間違いなし!予想どおりだ、思いっきり楽しむぞ~!笑
4652D(金華行)は午前7時40分、4662D(遠軽行)は午後1時24分に発車。
発車するとすぐにトンネルへ入るが、知らない人は驚くだろうね。
北見駅の東側は高架線、西側はトンネル。道内では他にない組み合わせだ。
※写真1~7:北見駅でのひととき。今度来る時は1泊しよう。
次の西北見駅を過ぎると、
列車は北見の市街地に別れを告げ、ほぼ直線を西へ進み続ける。
進行方向左側には様々な畑が広がるが、まず目に入って来たのは玉ねぎ畑!
爽やかな夏の朝は、気持ちがいいね。
午前7時52分、4652Dはまもなく東相内駅に到着する。
遠軽発網走行普通列車と列車交換。
この列車も高校生の通学列車。
午後1時34分、4662Dも到着し、金華発網走行普通列車と列車交換。石北本線では女満別駅に続き2回目の列車交換だが、単線の楽しみはこれだよね。しかも混合編成なのでお得感あり。
「2(番)のりば」の看板は手づくり?
右側が私たちが乗っている4662D。
午後1時34分、両列車ともに発車!
車窓から網走行をパチリ。
4662Dを後方からパチリ。
※写真8~20:列車交換の多い東相内駅。緋牛内駅と同じような役割を担っているのだろう。(西北見~東相内)
ここから留辺蘂(るべしべ)駅までも、ほぼ直線(10.9km)。
「ガタン~ゴトン~ガタン~ゴトン~♬」を響かせながら、畑の中をのんびり走るディーゼル。
窓を開けて車窓の景色を直に満喫できる夏のキハ40とキハ54は、まさに最高級の観光列車である。
色違いの畑が延々続くこの区間。手前から玉ねぎ、ビート、小麦畑(と思う)。
小麦畑は、まるで絨毯(じゅうたん)のようだ。
トウモロコシ畑はデントコーンかな?
いろんな作物が植えられているのは、土壌の力を維持するため輪作をしているのだろう。
西にまっすぐ伸びる鉄路。自分の故郷を走った「国鉄・標津線」を思い出すね。
このエリアの車窓動画は、2023年夏のタラコ列車。季節は8月下旬なので玉ねぎや小麦の収穫は既に終了していたが、この日の北見市の最高気温は35度。この時期では考えられない猛暑で、皆さん窓全開!ラストシーンのコンテナは、玉ねぎ運搬用と思う。
【撮影時間:57秒。進行方向左側】
列車は留辺蘂町の市街地手前にある無加川の鉄橋に、まもなく差し掛かる。
このアングルが、たまらない!
いつ見ても、いいね~
もう、言うことなし!
次から3枚は進行方向右側からの眺め。
起点の新旭川駅からは159km。(4662D)
「えっ?何でわかるの?」だよね。
実は、右前方に斜めに刺さっている工作物が起点(新旭川駅)からの距離を示すキロポスト。ズームして見ると159でした。
留辺蘂町の市街地にやってきた。この右カーブを通ると、
4662Dは午後1時52分、留辺蘂駅1番ホームに到着。
札幌発網走行「特急オホーツク3号」と列車交換のため7分停車。特急列車が来る前に、ホームに降りて来駅記念の一枚が撮れるぞ。レッツゴー、パチリ!(4662D)
でも、この写真では駅ホームの全容がわからない・・失敗。
次の写真は、2023年夏に網走駅から乗ったWタラコ(タラコ2両編成)。
遠軽駅まで乗車する予定でしたが、午後3時頃までに網走市に戻らなくてはならなくなり、留辺蘂駅1番ホームからWタラコを見送ることに・・泣。仕方ないよね。急にスケジュールを変えると、こうなることもある。
ただ・・この写真でも、駅ホームの全容はわからない・・残念。
こうなったら納得の写真が撮りたいね。
2024年2月に撮り直し。このアングルなら、きっとわかるかも。
午後1時59分、遠軽発網走行普通列車が1番ホームにやって来た。(後方から)
お~ツートン! 昔、標津線を走っていた幻の車両・キハ24を思い出す。
この旅では、この後、金華駅で列車交換する列車です。この2枚の写真で、やっと駅ホームの全容がわかる。納得!笑
※写真21~36:ディーゼルが気持ちよさそうに走る東相内~相内~留辺蘂間
旅の終着駅・札幌駅までは、留辺蘂駅から198.7km&9時間22分。
先は長いし、さすがに疲れてきたけれど、こんな「ロングラン乗り鉄旅」はもうないと思うので、みんな~楽しもうぜ!
(つづく)
*追伸
「北海道ローカル線旅日記!夏の石北本線・完乗編(網走駅~旭川駅)」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
北海道もやっと新緑の季節に向かい始めました。
週間天気予報によると、次の週末は晴天で気温も上昇するので、久しぶりにぶらっと鉄道の旅に出たいですね。