一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走1(50008/68403)-2

1983/05/05 飯田線 七久保/伊那本郷、 245M 辰野行、
クモハ50008/クハ68403/クモニ13026/クモニ83103

 245Mは、とにかく上り荷物電車側から撮りたかったため、下り側の撮影は少ない。

その数少ない245Mの下り側からの撮影画像。ここは下り側に陽があたる地点になる。

クモハ50008が先頭で、中央アルプスの残雪を背にした走行を撮ることが出来た。

 なお、83103を101にすれば、23(83101)で掲載した秋の撮影と似た編成。

 

 クモハ51200とクモハ53008は、基本モハ43からの改造車で、外観は良く似ている。

以下は主な相違点まとめ。正面ワイパー(上から/下から)、側面客ドア形状差等あり。

クモハ51200/クモハ50008の区別

 

 区別は、比較的容易に思える。

なおいずれも1978年半数置換後でしばらくしてからになるようで、注意です。

 クモハ51200は正面運転席窓がHゴム化されていた。

 クモハ50008は正面運転席窓のHゴム化以外に、幌や幌枠の取外し等も実施された。

 

  参考:決定版 旧型国電車両台帳

     国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

     国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)

     写真で綴る 飯田線の旧型国電 増補版

     JTB時刻表1983/03他