富士発6時49分の甲府行き普通列車に乗り、まずは終点甲府駅を目指します。

 

ここ最近身延線に乗るときは、真っ暗な中か爆睡してしまうかどちらかだったので、今回こそ車窓を楽しもうと富士川の流れがよく見える進行左側に陣取りますが、結局今日も睡魔に敵わず完全に爆睡・・・ 時折目は覚ますものの意識はすぐに夢の中に逆戻り。車内のざわつきで目を覚ますと、列車は東花輪駅に停車中でした。

 

ここから先は甲府駅までほど近いとあって、各駅からの乗車はさらに多くなるのでさすがに寝てしまうことはなく、ほぼ定刻に終点甲府駅に到着。

 

 

いやぁ遅れなくてホントよかった。実をいうと今日は、9時29分発のあずさ5号のチケットレス特急券をすでに購入済みで、松本駅まで一気にワープしようと思っています。青春18きっぷの求道者からすればこれは邪道かもしれませんが、\3,560の出費で約1時間もの時短になります。となれば、やる価値は十分あるといえるでしょう。ただ身延線は無人駅が多いため遅れることも多く、わずか7分の接続では間に合うか少々気がかりでもありました。とりあえずホッと胸をなでおろすと、その肝心のあずさ5号が遅れているとのアナウンス。結局5分ほど遅れただけだったので特に影響はなかったですが、とにかくやってきたあずさの2号車に乗り込み、指定された座席に腰を落ち着けます。

 

ただ乗り込んだはいいものの、前の座席の2人組が、よりによって2人ともフルリクライニングの座席を思い切り倒し爆睡しています。まぁ与えられた正当な権利使い方なんでね、別に悪いとは言いませんが、さすがに2席ともとなると圧迫感を覚えますよね。とりあえず我慢するしかないですが、正直あまり言い分ではありませんでした。

 

そんな彼らは10時06分到着の茅野駅で下車していき、ようやく私もゆったり一息つくことができ、ひと安心。

 

さらに次の上諏訪駅でも多くの下車があり、車内もかなり空席が目立つようになりました。意外にも松本まで行く人は少ないのかな? ちなみにこのあずさ5号は1日1本だけある、大糸線南小谷駅まで足を延ばす列車。今日は松本駅で下車しますが、いつか南小谷駅まで乗り通してしてみたいなと思っています。

 

甲府駅を発車して、およそ1時間で松本駅までやってきました。

 

『まつもとぉ~、まつもとぉ~、まつもとぉ~』

 

通称松本おばさんの到着アナウンスを聞くと懐かしい気分になりますね。いつまでも続いてほしい鉄道遺産?だと思います。

 

 

 

さて、あずさ5号に別れを告げ、今日の目的である蕎麦を求め外へ出ることにします。

 

例によってまずは駅舎撮影ですが・・・

 

 

ん? ピンボケですね。ホントなぁにやってんだか。相変わらず何回かに一度、必ずやらかしてしまいます。一向に上達しませんね。あぁ恥ずかしい・・・

 

でもこちらはしっかり映っていました。

 

 

旧字体がいい味を出していますね。

 

下調べをした店は駅からすぐのところにあり、急いで向かうことにします。