前回の続きです。
井原里駅まで戻ってきました。
駅構内に踏み切り、
ここから1駅先の泉佐野まで移動。
ちょうど南海本線と空港線の分岐点にあたる駅です。
ここでモントルー・オーベルラン・ベルノワ号と本日4度目の対面。
スイスの鉄道に以前から興味があったこともあるのですが、今回はこのラッピングのモデルになったベース車について少し触れてみたいと思います。
ラッピングデザインのベースになったのはこの車両、
©MOB_Golden_passより引用
©MOB_Golden_passより引用
MOBゴールデンパスエクスプレス。
同じ色分けでも窓が丸いラピートとはかなり印象が異なって見えます。
南海電鉄とMOBの姉妹提携については、
3年前にスタンプラリーで訪れた際に高野山駅に展示してあったこちらのパネルで知っていたのですが、30周年の節目の年に同じ山岳路線の高野線のこうや号ではなくラピートでラッピングしてくるとは驚きでした。
その時の様子は下のリンクから↓
・南海すみっコぐらし スタンプラリーフルコンプ 高野山編 2
©MOB_Golden_passより引用
©MOB_Golden_passより引用
サイドの「ゴールデンパスエクスプレス」のロゴも同じですね。
スイス中央部のインターラーケンからフランス国境付近のレマン湖東岸の社名にも入っているモントルーまでを結ぶスイスアルプスの観光列車なのですが、
線路幅1000ミリのMOBと1435ミリのBLSという異なる軌道の路線を跨いで走るため
西九州新幹線の時にも話題に上がった軌間可変車両、複数の異なる線路幅に対応できるフリーゲージトレインを採用。
そしてこのゴールデンパスエクスプレスの車両デザインはかのピニンファリーナによるもの。
往年の名車アルファロメオジュリエッタスパイダーや(引用画像は自作のプラモ)
この画像にある車、
ディーノにGTOにテスタロッサ、BBにF40、F50・・・
歴代フェラーリのほとんどのデザイン、この前トミカ購入の際に紹介したエンツォも含めピニンファリーナによるものです。(引用画像は自宅のコレクションのトミカとサークルK京商)
電車の話に戻します。
©MOB_Golden_passより引用
2020年から運行されたまだ新しい車両、内装も豪華です。
ちなみにこちらはラピートの内装、この画像は3年前の2021年にすみっコぐらしラッピング乗車時に撮ったもの。
それとスイスのNゲージ鉄道模型といえば現状国内ではKATOさんから出ている、
こちらのRhB(レーティッシュバーン)だけなのですが、コンパクトなスイスのNゲージにもちょっとはまっているので、こちらのゴールデンパスEXPも商品化してほしいと思っています。
久しぶりにこのラピートに乗って帰ろうかとも思ったのですが、このままお見送り。
再びなんば方面に出発して行きました。