近鉄線内を走る阪神のラッピング車は1000系が多いですが9000系にも1編成だけあり、両先頭車のみ施しています。中間車は戸袋部にステッカーを貼っているだけなので差が大きく感じますが阪神のラッピング車では珍しいことではなくSDGsトレイン(1000系HS54)の最初のデザインもそうだったので私の中では一般的だと思っています。


(2024.4.27 額田〜石切間にて撮影)

 9000系のラッピング車はHQ06で、阪神グループのブランドロゴをデザインしたものですが先に書いたように全面ラッピングの両先頭車とステッカーのみの中間車との差が大きく、「両先頭車は特別車か」って思いそうにもなります。勿論そんなことは無くロングシートの一般車ですが。


(2024.4.27 額田〜石切間にて撮影)

 ブランドロゴラッピングには以前からのキャッチフレーズである「”たいせつ“がギュッと。」の文字も入れられていますが現在は阪神なんば線15周年を記念して副標が取り付けられているため前面はヘッドマーク(ステッカー)と副標のダブル表示になっており、より特別感ある仕様になっています。この日は6両単独で運用に入っていたので両側から撮影することが出来ましたが8または10両の時は奈良方に1000系が連結されるため神戸方からしか撮影出来なくなり、その時は後日改めて行くことになります。