シリーズ21の中で唯一前面形状が異なり、他形式との連結が出来ない仕様になっている3220系ですが主に京都線と京都市交烏丸線の直通列車に使用されるため大阪難波方面へ顔を出すことは少なく、それ故に瓢箪山や額田付近で撮影していてこの形式が来ると「珍しいなぁ」って思うこともあります。他のシリーズ21とは異なって阪神乗り入れには対応しておらず、それを示す蝶のマークも当然ありませんがパンタグラフも5820系や9820系より1基多く、それも見所の一つです。


(2024.4.27 瓢箪山にて撮影)

 通過線を走る3220系KL23の大阪難波行き急行です。同系の上り急行は烏丸線直通の国際会館行きの印象が強く、大阪難波行きだと「何でこの車両が難波へ行くの?」って思いそうになりますがイレギュラー感の強い運用は趣味的には当たりだと思っており、撮影することが出来たらラッキーです。


(2024.4.27 瓢箪山にて撮影)

 3220系はシリーズ21の6両固定車でいち早く行先表示のフルカラーLED化が行われていますが種別表示は字幕のままなのでアンバランス感があり、「種別もフルカラー化したらもっと良くなるのに・・・」って思ったこともあります。また3220系は奈良方から2両目のM車(モ3220形)にパンタグラフを2基搭載しており、シリーズ21の中間M車では唯一の2基搭載車であるためこれも注目点の一つです。