ようやく昨年2月から始まったブログも今から2年前の西暦まで追いつきました。何分鉄道以外にも興味あるものたくさんあっていろんな写真出てきますが、新ためてよろしくお願いします。

 

というわけで撮った本人もこの画像撮るまで知らなかった山の手線から来た103系。国鉄当時こんな大移動もよく見られました。東北本線の特急電車で余剰になった485系がはるばる九州へ渡ったりもしました。なんせ親方日の丸本社中心の国鉄は新生車ができると地方へ移動させて、東京中心に新型入れるものだから。各主要都市の鉄道管理局も対応が大変だったのではないでしょうか。京阪神の複々線では今新快速が走っている外線はかつて本社線といわれ本社が管轄、優等列車最優先のダイヤで走らせていたわけですから。都市間輸送は各鉄道管理局に、しかし優等列車は本社中心というダイヤの組み方ですからね。そりゃあ一般客にとっては不便なダイヤになるわけですが、かつての新快速高速化に本社主導の雷鳥より京都到着が速くて本社が苦言を呈したのは有名な話。しかしそこは当時の大鉄局が食い下がったそうで、おかげで今の時代も新快速は進化して便利になっているわけですから、国鉄という巨大組織の本社に食い下がった当時の大鉄局に拍手を送りたい。まあ、本社が渋々首を縦にしなければいけないほど、私鉄との競合が厳しかったからでしょうけど。

 

前置き長くなりましたが、本題。103系ウグイス色。あの独特の国鉄モーターといいいい味わいでローカルに奈良線を走り抜けてくれていました。

 

2022年1月4日 奈良線・京都駅 スマホカメラSONY XperiaSO02-J