みなさんこんにちは。前回からの続きです。

3月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消した、敦賀から先の「北陸本線」。



全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。



いよいよ、帰阪の時がやって来ました。
金沢駅の2番線に上がりますと、すでに「特急サンダーバード44号 大阪ゆき」は入線していました。18時42分発です。


今春3月の「北陸新幹線 金沢〜敦賀間開業」で長年、金沢・福井方面と京都・大阪方面とを直結する役割から、敦賀で新幹線に接続する列車へと大きく性格を変えた「サンダーバード」。



幾度も触れましたが、大阪・京都から乗り換えなしで、魅力的な北陸各地に旅することが出来た「サンダーバード」。

わたしも、学生の頃から数え切れないくらいお世話になった思い出の列車。金沢から「特急街道」北陸本線を走る列車として、最後の乗車になりそうで、実に感慨深いです。


18時42分の発車までは、幸いにも10分以上時間があります。然と、観察してみることにいたします。



この日は、増結がなされた長大な12両編成。





それでは、乗り込みます。わたしにあてがわれたのは、グリーン車隣の11号車。



おそらくは最後になるであろう、特急街道を行く「サンダーバード」の旅がはじまりました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。